見出し画像

国連人権高等弁務官事務所、ウイグル族への人権侵害(pp.5-7)を巡り初の報告書公表

本書に述べたように、これまでは欧米諸国の政府や議会が個別に非難している状況でしたが、大きな前進といえるでしょう。
もっとも中国政府の意を受けて、国連加盟国の40ヶ国にも上る国々が公表に反対する連名の書簡を送って圧力をかけ、ために公表が数ヶ月も遅れたということですから、今日の世界が強権国家(p.ii, pp.155-158, 226)の陣営とそれ以外に歴然と分断されている現状を反映したものといえるでしょう。

元の記事は下記です。


いいなと思ったら応援しよう!

政治経済学綜合note: 有賀敏之(福山大学教授/大阪公立大学名誉教授)公式I
記事全般を気に入っていただいて、当方の言論活動をサポートしていただけましたら、有難く存じます。 特典としてサポートしていただいた段階に応じ、 個人LINEのやり取り→お電話での直接の交流→年に1回、実際にお会いしてのご会食 等の交流企画を考えております。宜しくお願い致します。