政治経済学綜合note: 有賀敏之(福山大学教授/大阪公立大学名誉教授)公式I
22年11月と23年2月に中国全土で起こった抗議運動を、半年以上前に描き出して予言した実績(22年6月刊『中国の危機と世界』)。
再び動乱期に入った世界の動向を読み解く、本格的な論評サイト。
新刊書オファーを受付中。ロシア・ウクライナ関連テーマもお受けします。
最近の記事
- 固定された記事
デマゴーグの出現、投票年齢引き下げの影響、そしてSNS選挙化 ― 兵庫県知事選開票結果とミニ・トランプの割拠する世界 ―
はじめに普通に考えて、はたしてまっとうな判断だったのかそもそも疑問を抱かせる、今回の兵庫県民の民意でした。 全会一致で不信任決議を行った県議会との関係、内部告発に対する斎藤氏の対応から県庁幹部に自殺者まで出た県庁職員との関係は、出直し県知事選でみそぎを得たという一点ではただちには改善するものではありません。彼が選出されることで、知事と議会との関係は平行線で冷え込んだままですし、年明けにも予想される百条委員会の調査結果の報告書次第では、県政は再度大きな混乱に陥ることは明白です。
- 固定された記事