効果検証文化の作り方🙌 - 中級プロダクトマネージャーの憩い こっこクラブ🐔 活動報告 #8
Slackコミュニティ「プロダクト筋トレ」では、日々のプロダクトづくりにもっとワクワクするために様々な活動をおこなっています。
https://www.productkintore.org/
本日はその中で、中級プロダクトマネージャーが集まってテーマについて議論する「こっこクラブ」の活動についてお伝えします。
※ 初心者プロダクトマネージャーのための「ぴよぴよのみずたまり」というチームもあります
本日のテーマ: リリースした機能の効果検証をする文化はどう作る?
チームのフェーズごとにアクションは異なる
文化がない状態で最初から正しく評価しようとしすぎてしまうと、かなりコストが掛かってしまい文化として根付かないことがあったというエピソードを紹介してもらいました。
まずフィードバックに触れる→正しく評価するというステップを踏むことが文化醸成の近道かもしれません。
BtoBとBtoCで全然違う!
どの会でもtoBとtoCのアプローチの違いは話題になりますが、機能の効果検証についてはかなり違いがありました。
・データ重視のBtoC勢とお客さんの声が全てなBtoB勢
・ユーザー数に紐づくKPI重視のBtoC勢と売上に紐づくKPI重視のBtoB勢
など、「効果検証」といったときに想像している前提がまず異なっていることが興味深かったです。
効果検証は定量?定性?
リリース後の検証を定性派と定量派で意見が分かれました。
定量派はツールとしてはfirebaseやGA4、Redashが多く、ユーザーの操作画面を動画にできるLogRocketsが話題になりました。その他、定性では問い合わせやSNSウォッチ、メールでのアンケートが多数派でインタビューまで必ずしている人は少数派でした。
リリース前については定性派が多く、大きい機能や変化が大きい場合においてのユーザビリティテストがメインでした。
チームのモチベーションとカルチャー
効果検証は単なるプロセス以上の意味を持ち、チームのモチベーションを高め、組織文化を形成する手段であるという考え方が共有されました。
参加者の多くが効果検証の重要性を理解しながらも継続することが難しいと感じており、チームとして仮説検証ができるカルチャーは結局は各人の覚悟なのかもしれません。ローマは一日にしてならず。
最初の一歩は検証のための開発
効果検証を効率的に行うためには、まずは検証できる環境を構築するための開発が重要である、という学びが共有されました。また、「仮説を持ってデータを見る」のが正しいという話で盛り上がる一方で、実際にはやみくもにデータを頭に入れ続けているときに新しいインサイトが生まれることもあるよね、という話をしました。
もっと低コストにできるのかも?
複数人で議論したことにより、当然のようにしていたことが実はとてもコストが高く、もっと簡単にできるかもしれない?という学びがありました。何よりチーム全体が共通の目標に向かって協力し合う文化を築くことが不可欠であり、目的のために何をするべきか?を改めて考える良い機会となりました。
こっこクラブは火曜日20時〜🐔
中級(2〜5年目くらい)のプロダクトマネージャーであつまってこういったテーマで議論をしておりますので、ご興味ある方はSlackコミュニティ「プロダクト筋トレ」へお越しください!
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次回のテーマは、
・PMの評価ってどうしてるの?
です。
クローズドな場だからこそできる話満載ですので、noteで公開できない回もあるかもしれませんが、ときどきnoteにもご報告を上げようと思います。
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