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Vol.71 考えぬいた机上の空論以上のことは現地ではできない。#6
とうとう僕の連載も最後になりました。
最後に行った国モロッコは観光メインであったので、ルワンダで学んだことをまとめつつ、僕のコラムを終えたいと思います。
このnoteを読めば、今回のタイトルの意味が分かるはずです…!
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この49日間の旅で学んだことは、「考えぬいた机上の空論以上のことは現地ではできない」ということです。これは僕とモロッコに一緒に行った友達のインターン先の方が言っていた言葉で、ルワンダでのインターンを終えたばかりの僕には激刺さりでした。
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まずルワンダへ行った目的は、「現地の人と共に過ごし、ルワンダでの生活に慣れる」ことでした。
この目的は達成できたと思います。弱音を吐きながらも1ヶ月住み、時々現地の人と比べると豪華な生活をすることもありましたが、大半は現地の人と共にご飯を食べていました。
しかし、それ以上のことをしたかったことも事実です。行くからには漠然とではありますが、何かルワンダの人々に貢献したいとは思っていました。
今考えると幼稚園で折り紙を教えたり、現地の食事を一緒に作ったり、街中の人たちに話しかけてみたり…
などもっと色々なことができたと思います。
しかし実際は、時にはアフリカンタイムに流され幼稚園に遅れて行ったり、時には暑さに負け引きこもる日もあったり、自分の英語力に自信をなくし人と話すのを躊躇することさえありました。新しい環境に圧倒され、軽いホームシックになっていたような気がします。
まだまだもっと挑戦できた1ヶ月だったのではないかと、悔やまれる部分もあります。もっともっと自分が1ヶ月を何に使えるのかを考えた上でいけば、もっと実りのあるものになったと思っています。
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これからアフリカに行く時は、もっと自分が何ができるかを自問自答してから行きたいと思います(留学中の今の自分に対しても言えることで、身につままれてます笑)。
今はまだ、いつアフリカは行くかは決めてはいないですが、次行く時はこの考え方を大事にしたいです。
これまで読んでいただきありがとうございました!まだまだ未熟で、味のあることを伝えることが出来たかは分かりませんが、ここまで読んでいただきとても嬉しいです。
また何か自分の中で答えが出せたり、アフリカに行ったりしたら記事にしたいと思います。
最後になりますが、ありがとうございました!
これまでのnote
ライター プロフィール
Shotaro Washimi(鷲見将太郎)
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東京大学理科二類所属。
現在はオーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ大学に交換留学中。中高では野球部に所属していて、大学から武道の一つ、躰道を始める。オーストラリアに来てからもオーストラリア躰道協会にて躰道を続けている。その癖からか(?)写真の中で躰道の構えをしている可能性があります笑