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郵便料金が上がって公募短歌賞はどうなる?

郵便離れが進んでいるからか、それほど話題になっていないような印象ですが、十月一日から郵便料金が値上げになります。
以下、公募短歌賞の応募者の観点から駄文を書きました。

【値上げのおさらい】

定型郵便物は二十五グラムまで八十四円、五十グラムまで九十四円だったのが、五十グラムまで百十円に値上げされ、かつ、区分統合されます。
A4の紙を五枚くらい入れと二十五グラム前後になり、これは知る人ぞ知る、微妙な料金区分でした。それが解消されることはありがたい面があります。
ハガキは六十三円から八十五円に。二十二円、約三十五パーセントの値上げ。
レターパックも上がります。公募短歌賞の応募とは無関係ですが、メルカリなどでよく使ってる人にとっては痛いでしょう。

【公募短歌賞の実態】

現在の公募短歌賞は多くはネットで応募できます。ネットで完結すれば影響はありません。
しかし、出詠料が設定されていることがときどきあります。

そのほとんどは定額小為替の送付になっていて(結構前近代的)、カード払い可能なのはごく一部、ましてナンタラ・ペイといった電子マネーへの対応は見たことがありません。
こういうのは受け手に一定の投資を要求するので、年一回などの募集のためであれば準備しにくいのでしょうね。代行業者はありますが手数料とられますし・・・

そういうことで、封筒を使う機会はそこそこあります。出詠料は振込でよくても、紙の証明書を求められたりして、結局同じことだったりします。

応募受付はハガキ限定というのも、数は少ないですがあります。
(ちなみに歌壇だとどうなっているのでしょう。無所属なので存じませんが、原稿用紙が指定されているという話はよく聞くので、郵送なのでしょうか)

【公募短歌賞への影響】

この程度の郵便料金の値上げで、投稿を控えることはあまりないでしょう。
ネットを使わず、郵送のみで、毎月何件も送っているということならちょっと事情は違います。ご高齢の方が多いので、そこそこ該当する方がいらっしゃるかもしれません。この機にスマホの勉強しましょう。

個人的なことですが、未使用の切手が千円弱残っています。これは追加の切手を買えばいいわけですが、面倒です。
ほかに、額面五十二円の古い古い官製ハガキが三十枚くらいあります。これどうしよう・・・きっちりやると三十三円分の切手が必要です。30+2+1などで、計三枚貼ることになります。超過していいなら、30+5で二枚。

しかし、賞に応募するのに、切手を何枚も貼ったハガキを送るのは躊躇します。

四十円切手一枚を追加する手もありますが、封書より高くなってしまう・・・

なお、これまで古い五十二円ハガキを使うときは、新しい六十三円切手を上から貼り付けたりしていました。切手が余っていましたので、有効活用すればそれでよしという方針で。

【今後】

今後はどうしましょうかねえ。
差額切手を買うのも面倒。適当な枚数で買うわけにもいかないし、前述のとおり切手三枚を追加で張り付けたはがきは出しづらい・・・
たぶん、今後は新しい切手を買って、古い切手とハガキは死蔵することになりそうな気がします。

いやいや、今月中に発送できるものは発送してしまうのか。それが無駄がなくていいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

#郵便料金 #値上げ #切手 #短歌 短歌公募

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