問題解決型思考:知識と知恵
昔から、知識を増やすことが重要とされてきた。日本の試験は“知識を求められる”こともあり、より重要視されてきたのだろう。新しい職場や環境に入ると、そこでうまくやるために必要な知識がないと、人から高く評価されることはまずないやろうね。もちろん、自分が知りたい世界、歴史でも、地理でも、SNSの世界でも、はたまた日常生活をスムーズに過ごすための知識を増やすと、きっと博学で興味深い人として評価される。そして知識を増やそうとする努力は自分の成長を促進してくれる。そやけど、ネットでも調べることが出来る“知識”は、誰か別の人の知識であったり知恵であったりするので、よ~く、考えてみると借りてきたモノということになりそう。
それらの知識を、自分なりの知恵に変えるためには、試行錯誤がいる。知識を記憶するだけではなく、それらを自分の仕事、自分の人生に“どのように生かすのか”と問いかけ、生かすような考え方、表現の仕方、そして行動に変える必要がある。もちろん、失敗しては原因を考えてまたチャレンジする。
それで得られたモノは他人を成長させることにもつながり、自分を大きく成長させることにもつながる。自分に知恵が蓄積すると、人から頼られるようになる。それを目指してみる価値は大きそうやと思うねんけどね~、どないやろう。