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やる気とモチベーションは違う?

「やる気」と「モチベーション」は、どちらも「何かをしようとする力」という意味で使われることが多く、混同されがちです。しかし、厳密には両者は異なる概念を持っています。

やる気とは

  • 一時的な感情: 瞬間的な感情や衝動によって生じる、ある行動に対して向かう力です。

  • 外的な刺激に左右されやすい: 褒められたり、認められたりすることで高まり、逆に叱責されたり、失敗したりすることで低下しやすい傾向があります。

  • 持続性が低い: 一時的な感情なので、長く続くものではありません。

モチベーションとは

  • 行動を継続させる力: ある目標に向かって、意欲的に行動し続けるための内的な力です。

  • 内発的な動機: 外的な要因だけでなく、内なる価値観や目標に基づいて行動を起こす力です。

  • 持続性が高い: 長期的な目標に向かって、安定して行動を継続できます。

やる気とモチベーションの違いを比較

区分やる気モチベーション性質一時的、感情的持続的、内発的源泉外的な刺激内なる価値観や目標持続性低い高い

まとめ

  • やる気は、ある瞬間の感情的な高揚感であり、外的な要因に左右されやすい。

  • モチベーションは、目標達成に向けて持続的に行動するための内的な力であり、自己効力感や目標設定と深く関わっている。

どちらが良い悪いということではなく、状況によって使い分けることが重要です。

  • やる気: 短期的な目標や、今すぐに取り組みたいタスクに有効。

  • モチベーション: 長期的な目標や、困難な課題に取り組む際に必要。

モチベーションを高めるためには?

  • 明確な目標を設定する: 達成したいことを具体的にイメージすることで、モチベーションが維持されます。

  • 小さな成功体験を積み重ねる: 目標を小さなステップに分割し、達成感を味わうことで、モチベーションを向上させることができます。

  • 周囲の人とのつながりを大切にする: 周囲の人とのコミュニケーションや協力は、モチベーションを維持する上で大きな力になります。

  • 興味のあることや好きなことをする: 興味のあることや好きなことに取り組むことで、自然とモチベーションが湧いてきます。

  • 休息をとる: 十分な休息をとることで、集中力やパフォーマンスが向上し、結果的にモチベーションの維持につながります。

モチベーションは、一朝一夕に高まるものではありません。 日々の積み重ねと、自分自身との向き合いが大切です。

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PROBLEM SOLUTION 広報 /経営・人事コンサルタント/大阪府
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