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映画「Winny」を見てきました【ネタバレなし】
WinMXとかWinnyとかShareとかど真ん中世代(もうおっさん)だし、リアルタイムで経緯を体験してきた身としては見るしかない!というわけで映画館で見てきました。
ネタバレなしで感想を書いてみたいと思いますが、あまり映画レビュー?とか書き慣れていないので思わずネタバレになることがあるかも…?なので、少しでも情報シャットアウトしたい人は読まないでください…。
結論から書くと
全てのプログラマーは見るべし
以上!!笑
…なんですが、もう少し深掘りします。
Winny事件とは
Wikipedia見てください笑
映画は逮捕から始まります。つまり裁判で無罪を勝ち取るまでのストーリーとなります。ただ、冒頭に我々世代であればニヤッとポイントも多く、非常に見応えがあります。使われている機材も当然ながら当時のモノになるので、タイムスリップしたような気分になります。懐かしいなぁ…
無駄な描写は一切なし
無駄な恋愛とか演出などは全くありません。正直、"映画"としては退屈かも知れません。だがそれがいい。それでいい。
当時を知らない、もしくはWinnyっていう予備知識がない人はポカーンかも知れませんが、逆に言えば時代を知ってる人が見たら満足感でお腹いっぱいになると思います。
俳優について
金子氏役の東出昌大さんの演技がすごい…めっちゃリアル。ただちょっとスタイル良すぎて他の俳優さんとか演者とのバランスが…笑
まぁテーマがテーマなのと、結論は知ってるので全体的に暗い雰囲気です。それを演じきっている俳優さんたちの世界観にすぐに飲み込まれました。すばらしい。
まとめ
ソフトウェア開発とはナンゾや、という想いが込められていると思います。プログラミングをしたことある人かどうかで感想は全く違うものになるかと…。あと世代とかね。つくづく、自分は良い時代を生きてきたな~と思いました。
一般の人からすれば最近の技術革新は緩やかに思えるかも知れない。スマホが当たり前になって早10年、1990年代から2000年代、2010年代までのIT激動時代は体感しにくくなっているかも知れない。
でも裏ではWEB3だったりAIだったり着実に、そして実は急速にソフトウェア技術が革新しているのです。
金子氏(47氏)がもし生きていたら…WEB3時代に何を成し遂げたのか。そんなことを思いふける映画でした。
あと、ラストが本体です。さらに言えばスタッフロール含めたエンディングが本体です。ぜひ最後まで席を立たずご覧いただきたい…。
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平日の昼間に映画を見に行けるフリーランス、最高です笑