【番外編】同棲生活にも!どんどん捗る一工夫の実践。
0. 同棲生活にも役立つ「どんどん行動するための一工夫」
『才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法』という本を読んでいます。この記事は、上記の本の中に出てきた思考法を、実践してみたメモです。同棲生活でも、タスクやそれに伴う時間をいかに管理するかは重要な問題です。
以下、実践を試みようと思った本書の記述を引用します。
ケース1:気になって調べたタブを開きっぱなし問題
1.1 タブを開き過ぎてしまう。
りおは、気になったことを調べる癖があります。だから、どんな作業をしているときもタブが増えていきます。過去にそのタブ開きすぎ問題を解決しようと、タブをグルーピングしたり、OneTabというGoogle Chromeの拡張機能を使ってみたのですが、隠されたタブはより一層目に触れなくなって、タブは増え続ける一方でした。この状態だと、注意が散漫になりやすく作業効率が低下します。
1.2 まずは、一つのタブから整理する。
開きっぱなしのタブの一つに、以下のnoteの記事がありました。
社会学に興味を持って入門書を調べた際に放置していたタブです。最近、親炙している方が大学で歴史学とともに専攻していた学問だったことを知り、直近で読んだ本『なぜ、身近な関係ほどこじれやすいのか?』の著者であるアサーティブジャパンの代表、森田汐生(もりたしおむ)さんは一橋大学の「社会学部」で学ばれていたそうです。
1.3 行動できる粒度に落とし込む。
お金に余裕があるときはすぐに購入してしまうのですが、今はお金がそんなにありません。週に3冊ほど読むので、図書館も利用しています。ましてや、上記記事に出てくる本の中には高価なものもあります。そこで、図書館で借りることを目標の行動にしました。
1.4 時間と場所を決めた。
まず、近隣の図書館に蔵書があるか調べました。貸出中のものもありましたが、数冊は蔵書されているみたいでした。日本十進分類表において、社会学は"361"で表されるので、その図書館に行って"361"の棚を眺めるとよさそうです。貸出中かどうかや、パラパラめくって読めそうかは現地に行かないと分からないので、それ以上は調査しませんでした。
次に、日時を決めました。場所がわかってもそこへ行く時間を確保しなければ、行かずじまい・読まずじまいになってしまい、自分の興味も腐敗してしまいます。そこでカレンダーを眺めながら、自分が図書館に行けそうなスケジュールを見つけて、そこに予定としてを書き入れました。
1.5 調べるだけから行動へ
冷暖自知という言葉があるように、何事も行動してみないとわからないことが多いです。もちろん、時間に限りがあるので、全てを行動して体験することはできません。やらないことを決めたり、想像力を働かせたりすることも大切だと思います。しかし、できるなら行動へ移して経験を積みたいものです。
以上が、開きっぱなしのタブという事象に「手が動くその単位にまでタスクを小さく分ける」アプローチを応用した一例です。
ケース2:献立と日々の調理
第2話でも書いたように、最近は一週間分の献立を決めて、それに基づいて買い物や調理をしています。
2.1 料理の家事分担よりもっと細かく分ける。
料理をどっちがするか、何曜日にどっちがするかを決めただけでは、まだ行動に移すときに腰が重いです。何をつくるか決めるのが面倒だったり、食材を買いに行くのも億劫です。
2.2 献立を決めると、買い物のスケジュール・食費の予算まで管理できる。
献立をあらかじめ決めておくと、買い物に行く予定を立てやすいです。いつ、何を買えばいいのかが明確になり、スーパーや八百屋さんで悩む時間を減らすことができます。
また、献立をあらかじめ決めておくと、食費も管理しやすいです。私たちは、一週間一人当たりの食費が5,000円、一カ月あたりだと2万円です。献立を考える際に、その費用を想像するだけで食費を管理でき、無駄な支出を抑えられます。二人でも1カ月あたり4万円に抑えるように自炊しています。
2.3 調理も捗るコツ。
調理スピードは、経験値によるところも大きいですが、献立を立てる際にレシピを検索しておくだけでもスピードアップにつながります。調理の全体の流れを踏まえて、同時にできる調理と洗い物を移動時間に考えるだけで、スムーズに調理できます。これは、「レシピを決めておき」、「タスクを細分化しておいた」からこそできることです。
3. 「わけるとわかる、わかるとかわる」
以上、「手が動く粒度までタスクを小さく分けて、そのための時間も割り当てる」と行動しやすくなることについて、実践例を挙げながら書いてきました。
追伸:
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また、ぜひみなさんも「タスクの細分化」を試してみて、感想を教えてください!
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