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ありがとうの魔法

 ここ最近、過ごしやすい気候だったので、めっきり秋めいてきたなと思って11月に入った途端、夏日になると思いませんでした💦
 暑さが苦手なPro Bono さのにとって、当然のことながら汗だくになった3連休でした😭
 ところで、このnoteのアップ前日の11月4日は、「寅の日」「大安」「天恩日」の3つの吉日が重なったとても珍しくいい日でしたが、皆さんはいいことがありましたか?

 ちなみにPro Bono さのにはいいことはありませんでした😭
 話は変わって私ごとですが、最近少し前に流行った歌にハマっていて、毎朝通勤途中で聞いています🎧
 その中の一曲に「トイレの神様」が入っています。この曲は10分もある長い曲ですが、歌っている植村花菜さんが彼女のおばあちゃんとの思い出と感謝を綴った歌です。10分という時間を感じさせない名曲ですので、まだ聞いたことのない人はぜひ一度お聞きください(宣伝してもキックバックはもらえませんのでご安心をw)

 今回のnoteは、「感謝」をテーマに書かせていただきます。

今回の週末noteは「感謝」をテーマに書かせていただきます!

■感謝は人にのみ与えられた感情

 「ありがとう」などの感謝の気持ちって、他の動物にもあるのか調べてみましたところ、日本経済新聞の記事ではこのように書かれていました。

 感情の中には、怒ったり悲しんだりといった感情も含まれていますので、言われてみると「なるほど〜」と思いますね〜
 感情を持っている人以外の動物でも、「感謝」という感情はどうもなさそうな感じです。よく犬が3日飼うと「恩を忘れない」と言われていますが、「恩」は犬の脳のメカニズム的には結果的に「恩」といえるそうですが、「感謝」ということではないそうです。

 他の動物には持っていないと言われている「感謝」の気持ちを大事にしてみたいと思いませんか?

「犬は3日飼うと恩を忘れない」のきっかけは忠犬ハチ公のお話から誕生したそうです

■「ありがとう」は魔法の言葉

 人は往々にして他の人と比べたがるものです。その優劣を感じ、時には優越感に浸り、時には劣等感を味わいながら暮らしています。しかし、人は暮らしていく上で、自分以外の他の人とのつながりは大なり小なりあります。自分一人で生きていくことは到底困難なお話です。仲が良くても、残念ながらあまり仲が良くなくても、他の人との関わりは切っても切れないものです。
 たとえ嫌な相手であっても感謝の気持ちを伝えることで、相手は少し以上は気持ちが良くなります。もちろん、何もないところでいきなり感謝を伝えても、言われた相手は「?」と頭の中を思い巡らすでしょう。もちろんTPOをわきまえた上での「ありがとう」でなければいけませんが、些細なことであっても自分のためにしてくれた行為に「ありがとう」と伝えると、相手も心がほっこりします。
 そんな魔法のような言葉「ありがとう」。身近な人に感謝の気持ちを伝えるのは照れくさいかもしれませんが、自分のためにしてくれている身近な人に「ありがとう」と伝えるだけでも、相手は気持ちよくなりますので、このnoteを読まれた方は身近な人に「ありがとう」と言ってください!

身近な人にこそ、感謝の気持ちを伝えるとより良い人間関係が構築できます

■人はすぐに人を傷つけてしまう

 冒頭で紹介しました「トイレの神様」の歌詞の中で、「どうしてだろう 人は人を傷つけ 大切なものをなくしてく」と問いかけています。
 どうしてなんでしょうね。。。
 人は「自分が正しい」と思い込むと、自分の正しいと思っていることをしない人には傷つけるようなことを言ってしまいがちです。これはあくまで個人的な見解ですが、人それぞれ、いろいろな性格があると思いますが、他の人への感謝の気持ちが足りないように感じています。
 誰が上で誰が下だということはありません。たとえ、大人や子どものように年齢の差があっても同じです。確かに、年端としはのいかない子どもは社会経験も社会のルールも知らないことは多々ありますので、それを経験した大人が教える場面も多いのも事実ですが、昨今のIT技術などの進歩により、大人たちが子どもの頃になかったIT機器類を操作することに手間取ったり覚えられなかったりする大人も多いと思います。しかし、子どもの方が操作もうまくでき、また覚えるスピードも早く、取扱説明書を見るより子どもから教えてもらうことも多いってことも往々にあります。これは一例ですが、ChatGPTなどのオープンAIが進んでいくと、年上より、年下から教えてもらうことが多くなると思われます。そうなると、年上だから色々と知識はあるとは言い難い状況になっていく時代になって行きます。
 話を戻しますが、それぞれの人にはそれぞれ歩んできた人生があり、その人生の長短で人の価値が決まるものではなく、もちろん、その人の社会的な地位で価値が決まるものでもありません。
 以前のnoteでも書かせいてだきましたが、どんなに頑張っても人が経験できる範囲は限られています。自分が経験していなかったことが、他の人が経験している場合もあり、そこから新たな発見もあります。地位の高くても経験していないこと、知らないことはいくらでもあります。ですので、年齢が上でも下でも、またそれ以外の比較材料があったとして、他の人と自分との優劣を図るのは、重さを調べるのに物差しを持って測っているのと同じことなのです。

人は自分が正しいと思ったことをしない人たちに容赦無く傷つける言葉を放ってしまいがちです

■「ありがとう」は奇跡を生み出す

 「ありがとう」という言葉は、人に気持ちよくしたり、また次もいいことをしようと思わせたり、色々とポジティブな現象を引き起こす不思議な言葉です。また「ありがとう」という言葉をかけ続けている人は、回り回ってその人にいいことが舞い込んでくる、いわゆるプラスのスパイラルを引き起こす言葉のような気がします。
 もし、自分にとっていいことが起こっていないと思うのであれば、それは感謝の気持ちが足りないからだと思ってはいかがでしょうか?
 たとえそのような考え方ができなくても、いま置かれている不遇の環境は、実は自分の足りないところを神様が試練を与えてくれているのだと思うと、「まだまだ未熟なんだ」と気づくこともできますし、人へのおごった態度も慎めるようになると思います。
 お茶の世界で「一期一会」という考え方があります。この「一期一会」という言葉をご存知の方も多いかと思いますが、元々はお茶会の心得を説いた言葉と言われています。千利休の弟子の「宗二」の本の中に、

茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ

「山上宗二記」(宗二 著)より引用

という一説があります。いつも顔を合わす人にはぞんざいな扱いをしてしまいがちですが、明日会えなくなると思うと大事にしようという気持ちと、今までお世話になった感謝の念が蘇ってくるはずです。
 そのことを心に刻んで、感謝の気持ちを忘れずにしたいですね。
 いつも週末noteを読んでいただいている方へ、

ありがとうございます<(_ _)>

ありがとうの気持ちを持ち続けてくださいね


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Pro Bono さの
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