バレリーナの柔軟性
どうもトシです。今回は、
バレリーナの柔軟性について。
僕が所属している格闘技の道場で、バレエをやっている方がいて、 その人が「[かかと落とし]って、どうやってやるんですか? 私はあんなに勢いよく落ちないんですけど?」
と質問されました。
その人はバレエをやっているので足を180度開脚でき、足も高く上がります。
(出展:国立整体院ボディデザイン)
バレエはやったことがなく格闘技だけやってる僕としては、 (なんで上げた足を(素早く)落とせないのか?) よくわからなかったので、
一回足を頭の上まで 振り上げてもらって、
ソレを見てわかったのですが、
バレエをやる人は 体の柔軟性などが 普通の人より高く、
足を上げた時に胸を反らし肩甲骨を開いて動く幅が普通の人よりも大幅に大きいので、その可動域を使って足を振り上げた時に 、[上半身のそらし]でバランスをとっている。
(出展:バレエレッスンのモチベーションの上げかた)
故に足を頭の上に上げた状態で静止できる。
またバランスを保つのが普通であり、
足を頭の上まで一旦素早く蹴り上げてそれをまた素早く振り下ろすという(格闘技における[かかと落とし])の動作がバレエの中では、 不必要な動作だったので[足を素早くおろすことが苦手だった]みたいです。
僕はそれを見て、「 足を振り上げた時に 肩甲骨を前方に丸めて 一瞬前方に背を丸めると素早くかかとが落ちますよ」 とアドバイスをしました。
高い柔軟性をもった体には憧れますが、
関節の可動域広すぎると普通の人では起きないような、 体を操作する上での悩みが発生するんだなぁ…
というのを 感じた話でした。
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