新作ゲームをプレイしてゲーム会社に投資しよう!!!
こんにちは。
みなさん、ゲームやってますか?
国内のゲーム市場は、コロナ禍もあり、右肩上がりに伸び続けています。2020年に、ついに2兆円を突破したのですが、この数字は2012年の2倍以上になっています。すごい伸び率ですね。
そのプラットフォームもSwitch, Play Station, Xboxといった家庭用ゲーム機以外に、スマホ、タブレット、PCなどのオンラインが増えているということです。そしてプラットフォーム自体も進化しており、最近のゲームは次世代のプラットフォームに合わせて、グラフィックなどそのクオリティも素晴らしいものが増えています。
また、こうしたゲームは、複数プラットフォームに対応しているものも多いことから、プレイヤーの選択肢も増えて、結果的にプレイヤー人口も確実に増えていることと思います。
そんなゲーム業界が2024年に更なるブーミングをする可能性があります。
ゲーム業界は、年が明けて、この2024年はものすごい新作発表ラッシュとなっております。特に1月から3月発売のゲーム本数がものすごいようです。そして、新作と言っても、過去のビッグタイトルのナンバリングやリメイク版が多く、一定数ファンを持つタイトルのファンがこぞって、そのゲームを購入するのではないかと言われています。
直近に発売されるビッグタイトルを挙げてみます。
マリオvs.ドンキーコング(任天堂)5月24日
プリンセスピーチ Showtime!(任天堂)3月22日
ファイナルファンタジーVII リバース(スクウェア・エニックス)2月29日
サガ エメラルド ビヨンド(スクウェア・エニックス)4月25日
聖剣伝説 VISIONS of MANA(スクウェア・エニックス)(2024内)
鉄拳8(バンダイナムコHD)1月26日
龍が如く8(セガサミーHD)1月26日
ドラゴンズドグマ2(カプコン)3月22日
三國志8 リメイク(コーエーテクモHD)(2024内)
ラスト オブ アス Part2 リマスタード(ソニーグループ)1月19日
エルデンリングDLC 2月〜3月(予定)
みなさんがご存知のタイトルもあるのではと思います。今回はこうしたゲーム業界のブーミング、具体的にはこの新作ラッシュの状況をみながら、「ゲームをプレイしてそのゲーム会社に投資する」を考えてみたいと思います。
1. スクウェア・エニックス
<新作状況>
前述の2024前半発売のゲームの中で、期待度1番は、「ファイナルファンタジーVII リバース」です。 こちらは1997年に発売された「ファイナルファンタジーVII」を2020年から最新の映像とシステム、そしてストーリーを追加してリメイクを行うプロジェクトの第2弾となります。
第1弾の「ファイナルファンタジーVIIリメイク」も2020年に発売され、大成功を収めました。
したがって、このFF王道のタイトルのリメイク版を世界で心待ちにしている人も世の中に相当数いると思われます。
しかも、スクウェア・エニックスではFF以外にサガシリーズや聖剣シリーズも今年は新作が予定されているため、非常に期待できるゲーム会社かと思います。
ちなみに、スクエニについては2023年に発表した「ファイナルファンタジーXVI」が、私としては非常に楽しめましたが、ちまたのゲームユーザーには賛否両論あり、また、プラットフォームをPS5に限定したため、売上本数も抑えられてしまい、会社としては試練の年のようでした。
話題作ラッシュの今年は2023年のそんな雰囲気も打ち破ってくれると期待しています。
<投資状況>
株価も2023後半は若干下がった時期もありましたが、3-5年のスパンでみると確実に右肩上がりで、現在も5821円と上昇基調にあります。また、アナリストの予想も平均目標株価が6634円で「買い」となっています。任天堂、バンダイナムコと並んで国内のゲーム業界のリーディング会社ですから、ゲーム業界に投資するのなら持っておいても良いと思います。
2. 任天堂
<新作状況>
実は2023年、最も売り上げたゲームの1位から3位までは任天堂が独占しているのです。以下がベスト3になります。
1位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2位 スーパーマリオブラザーズ ワンダー
3位 ピクミン4
そして、さらにはランキング圏内に
6位 ポケットモンスタースカーレット・バイオレット
7位 星のカービイWii デラックス
9位 スプラトゥーン3
10位 スーパーマリオRPG
とにかく日本国内は任天堂のSwitchの累計販売台数が2500万台以上と、圧倒的なシェアを誇っています。対するPS4が1000万台程度、PS5にいたっては300万台と差が開いている状況です。
また、任天堂のタイトルは結構プラットフォームがSwitch限定のものが多いため、そうした販売戦略がSwitchの販売台数と任天堂タイトルの販売本数を押し上げていると考えられます。
今年発売が発表されているのは、スーパーマリオシリーズの
「マリオvs.ドンキーコング」(リメイク)と
「プリンセスピーチ Showtime!」
のタイトルです。どれもまたバカ売れするのでしょうね。
また、これ以外にも「ポケモン」シリーズや「ピクミン」シリーズが出てくる可能性があり、今年も業績良さそうです。
<投資状況>
任天堂の株価については、1月に入って、すでにだいぶ上昇しており、現在7981円までいっています。アナリストの予想目標株価は7400円ですから、少し上がり切った感はあります。ただ3-5年のスパンでみると、こちらも右肩上がりですので、長く保有するのであれば保有するべきと思います。
特に任天堂については、なんだかんだいっても国内ゲーム業界をハード、ソフトともに席巻しており、さらにはマリオ、ポケモン、ゼルダなどのブランドタイトルを専用ハードであるSwitchでしか遊べない状況を作っており、その戦略が変わらないうちは、引き続き日本のゲーム業界を引っ張っていく会社であると思います。
3. バンダイナムコHD
<新作状況>
今年は、まず1月26日に「鉄拳シリーズ」の新作「鉄拳8」がリリースされました。この「鉄拳シリーズ」は1994年から始まり、全世界で累計販売本数が4800万本以上と驚異的な売上を記録している、息の長いタイトルになります。
今回、全世界の鉄拳ファンが待ち望んでいることを想像すると、今年も期待できるでしょう。
「鉄拳シリーズ」については、eスポーツとしても各種イベント、大会が開かれていることから、そうした競技スポーツソフトとしての人気や需要も期待できますね。
さらにバンダイナムコは、それ以外に、現在アニメが世界中でブーミングしている「呪術廻戦」のゲームも2月1日発売予定で、ファンの間で期待が高まっています。
他に老舗ファンの多い「ドラゴンボールシリーズ」のタイトルもあることから、こうしたビッグネームのゲームで今年も売上を伸ばしていくと予想されます。
また、フロム・ソフトウェアの「エルデンリング」も欧米の販売はバンダイナムコが担当しており、「エルデンリング」のDLCも今年前半リリースされることから、そこでも数千万本クラスの売上があがるのでは、と予想します。
<投資状況>
バンダイナムコHDの株価も2023年の夏から、若干、下り基調ではありましたが、今年に入ってから再び上げ基調に転じています。そして、同様に3-5年のスパンでは確実に上昇基調ですから、こちらも買いと思います。現在の株価が3083円で、アナリストの目標株価は3470円となっております。
4. セガサミーHD
<新作状況>
セガサミーも2024年は期待のゲームタイトルが多い会社です。
まず、1月26日に日本の裏社会を描いた人気RPG「龍が如く8」が発売されました。この「龍が如くシリーズ」も、何気にその累計売上本数が全世界で1700万本を超えているのですよね。2005年からスタートしているようですから、こちらも根強いファンがいそうです。
セガサミーは今年さらに以下の有名タイトルも続々と発売予定です。
ペルソナ3 リロード(開発会社アトラス)
メタファー:リファンタジオ(開発会社アトラス)
ユニコーンオーバーロード(開発会社ヴァニラウェア)
この中でペルソナシリーズは開発はアトラスという別の会社ですが、こちらはセガの100%子会社となります。この「ペルソナシリーズ」も1996年から続いているタイトルで、ハードの進化とともに続編を出し続けて、現在、「ペルソナ5」がPS4、PS5などでプレイできる最新シリーズとなります。
そして、こちらも全世界で累計販売本数が1500万本以上と結構売れているタイトルとなります。
また、今回の「ペルソナ3 リロード」は2006年にPS2で発売されていたオリジナルをリメイクした作品で、長年、ペルソナを追っかけていたファンにはFF同様にたまらないのではないでしょうか。
また、「メタファー:リファンタジオ」は、ペルソナシリーズを開発したアトラス社の完全新作となる作品のようです。こちらも期待大と言われています。
「ユニコーンオーバーロード」は、十三機兵防衛圏など、クオリティの高いゲームを開発することで有名な日本のヴァニラウェアというコンピュータ会社の作品で、セガとアトラスが販売を担当するものだそうです。こちらもコアなファンから大変期待されている作品とか。
このように、セガサミーはペルソナに代表されるコアなファンが多い作品を今年出してくるため、業績も期待できると思われます。
<投資状況>
セガサミーHDも他のゲーム会社と同様に昨年夏から下り基調にはありますが、3−5年のスパンでは上昇基調にあり、今年にはいってからは、若干、株価は持ちなおしています。
アナリストの株価目標値は3135円で、現在の株価は2153円です。こちらもまずは買いかと思います。
5. カプコン
カプコンといったら、代表タイトルはモンスターハンターシリーズですが、今年は残念ながら新作はなく、2025年となるようです。
ただ、モンハンの場合は、既存のコアファンが過去のゲーム作品を繰り返し遊んでいて、いまだにプレイヤーが減らないとう現象もあるようです。すごいですね、モンハンファンは。
そんなカプコンのもう一つのビッグタイトルが2012年に発売されたPS3用「ドラゴンズドグマ」です。その後、いくつかシリーズとして発売されたものも含めて「ドラゴンズドグマシリーズ」の世界累積販売本数は800万本と言われています。
そんな伝説的なゲーム「ドラゴンズドグマ」の続編新作「ドラゴンズドグマ2」が今年の3月24日発売されることが発表されました。2022年には「ドラゴンズドグマ」10周年として、ファンミーティングが開催されたそうですから、こちらも新作続編が発売されたら、すごいことになりそうです。
カプコンはeスポーツの代表タイトル「ストリートファイターシリーズ」もあり、こちらも競技も含めて根強い人気があるため、今年も業績は期待できますね。
<投資状況>
カプコンの株価も他のゲーム会社と同様に2023年夏から若干、落ちていますが、今年にはいってから再び上昇し、3−5年のスパンでは確実に上がっています。カプコンも間違いなく買いだと思います。
5. コーエーテクモゲームズ
コーエーテクモゲームズにはTeam NINJAという、非常にクオリティの高いアクションゲームを開発するチームがあります。このTeam NINJAの過去作品「仁王2」は私もとても楽しませてもらいました。
そんなTeam NINIJAが開発する新作が今年2024年の3月22日に発売されることが発表されました。そのタイトルが「Rise of the Ronin」という幕末の日本を舞台にしたアクション作品のようです。私も楽しみですが、ちまたのファンの間でも期待度が非常に高いようです。
それ以外でも、以下の作品が2024年に発売されることが発表されています。
三國志8 リメイク
ウィニングポスト10
三國志シリーズは実はコーエーテクモゲームズの有名な歴史シミュレーションゲームのタイトルです。1980年代からスタートして、任天堂、PSとさまざまなプラットフォーム用に派生のゲームがリリースされ、最近ではソシャゲーとしてもはやっているようです。
色々な意味で歴史の長いゲームである三國志シリーズの2001年に発売された「三國志8」をグラフィック、ボリューム、システムを刷新してリメイクした作品のようです。三國志シリーズファンはたまりませんね。
かたやウィニングポストシリーズとは、ご存知の人はご存知の競馬シミュレーションゲームですね。このシリーズも昨年2023年になんと30周年を迎えたそうですよ。この最新作「ウィニングポスト10」ではグラフィックや演出を一新して、よりレースの臨場感が大幅にアップしたようです。私も競馬をやるのでこれは大いに興味がありますね。
コーエーテクモゲームズも2024年はTeam NINJAのアクション新作、そして三國志、ウィニングポストのリメイクと新作と非常に期待の持てるラインナップで攻めているようです。こちらも業績アップが期待できますね。
<投資状況>
コーエーテクモゲームズ株は2021年あたりまでは右肩上がりだったのですが、その後、株価は徐々に下落傾向になっていました。今年2024年に入ってからは、再び上昇基調に乗りそうな勢いで少し伸びています。このまま上向きに株価も戻ってくれると良いと思います。紹介した今年の新作がヒットすれば株価も必ず上がるでしょう。
現在の株価は1807円、アナリスト予想は1965円と、一応買い予想となっています。ゲームを遊んで、会社も投資で応援したいと思います。
以上が今年上半期にリリースされる新作の期待が高まっているゲーム会社でしたが、国内にはそれ以外にも代表的なゲーム会社があります。それらについて、この後にまとめてみてみたいと思います。
6. ソニーグループ
ソニーグループのゲーム事業会社「ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント」は、現在、売上高が2兆円超えの国内最大のゲーム会社です。同社はPS5の開発販売と合わせて、海外の開発会社のクオリティの高いゲームを販売しているようです。
例えば、すでに1月19日に名作と言われた米ノーティードッグが開発した「ラスト オブ アス2リマスター」を発売しています。また、中国のUltizero Gamesが開発している「Lost Soul Aside」や米国のIronwood Studiosが開発している「Pacific Drive」の販売を2024に予定しています。
ソニーの株価も2023年夏から現在まで右肩上がりで、現在は若干、高値のような状況にあります。ゲーム単体の投資ではないですが、ゲーム事業の規模は大きいので、ソニーにも投資することはしておいたほうがよいかもしれません。
7. ネクソン
ネクソンは国内のゲーム業界では売上高で5番目の企業です。時価総額も2兆円近くあり、規模的にはバンダイナムコと同程度の規模となります。私は今まであまり馴染みがなかったのですが、1994年に韓国で創業し、その後、日本に本社を移転して、現在、アジアを中心にグローバルにゲームを開発販売しているようです。
もともとは2003年頃、日本に本社を移転したころからPCオンラインゲームを販売運用しており、「メイプルストーリー」や「アラド戦記」というアニメとタイアップした有名タイトルもあるようです。
そして最近では「真・三國無双」などのスマホゲームのラインアップも増えています。さらにはPS5も含めたマルチプラットフォーム向け大型新作としても、2024年に「The First Descendant」というアクションRPGゲームをリリース予定ということで、期待が高まります。
ネクソン株価は、実は昨年12月から、結構、下落していますが、業績は悪くないことから、現在、また上昇基調に転じており、買いではないかと思います。
8. コナミHD
コナミは国内ゲーム業界では売上高ベースで7番目に大きな会社となります。もともとアーケードゲームでの存在感が大きいイメージですし、玩具やスポーツクラブ、アニメなんかも事業展開していて、ゲーム会社というよりは総合エンタメの企業といえるでしょう。
そんなコナミの今年のゲーム新作は、遊戯王に代表されるカードゲームの系列で「ORE‘N」というデジタルトレーディングカードゲームを2024年中にリリース予定のようです。カードゲームが好きなプレイヤーファンには期待できると思います。
実は2023年のゲームランキング4位になったのが、コナミの息の長いビッグタイトル「桃太郎電鉄ワールド~地球は希望で回っている」なのです。この桃太郎電鉄シリーズは根強い鉄ヲタファンに大人気のビッグタイトルですよね。2024年には今の所リリースアナウンスはありませんが、こうした固定ファン層を持っているのは非常に強みと思います。
コナミHDの株価も基本的に右肩上がりで、特に昨年の12月から非常に上がっています。現在、高止まり感はありますが、新作の状況次第では買っても良いと思います。
9. サイバーエージェント
サイバーエージェントはゲーム会社ではないですが、主力のネット広告事業、AbemaTVなどのメディア事業と並んで、ゲーム事業もしっかりやっています。サイバーエージェントのゲームは主にはスマホゲームです。有名なタイトルとしては、グランブルーファンタジー、ウマ娘がありますよね。
昨年は、なんとスクエニのFFシリーズの新作「FF7エバークライシス」をスマホで提供をはじめました。
そして、サイバーエージェントのゲーム事業の100%子会社としてあるのが株式会社サイゲームズです。サイゲームズとして、2024年発売予定の新作をみてみると
2月1日 グランブルーファンタジーリリンク
2024年中 ウマ娘プリティーダービー熱血ハチャメチャ大感謝祭
などが挙がっています。
この中で情報が確定しているのが、スマホゲーム「グラブル」のマルチプラットフォームでのパッケージタイトル「グランブルーファンタジーリリンク」でしょう。こちらは先日、トライアル版が公開されて、プレイした人のネットでの感想は結構評価高いものでした。期待できますね。
こちら投資する場合には、親会社のサイバーエージェントとなります。サイバーエージェント自体の株価は2021年にピークをつけてから、しばらく下落傾向にあります。ゲームの業績というよりネット広告やメディア事業の業績に引っ張られるため、ゲームが面白いから買いというわけにはいきませんが、藤田社長のリーダーシップもあり、日本では買いのIT企業かと思います。
10. MIXI
国内の数少ないSNS草分け的存在で現存している大企業ですが、ゲーム事業では2013年から開始したモンスターストライクが大ヒットして、スマホゲーム企業として有名になりました。現在のMIXIはゲーム、映像事業、公営競技、スポーツ関連事業、メディア事業など、多種多様な事業を展開する総合エンタメ企業となっています。
そんなMIXIは2024年のゲーム業界ではモンストシリーズやファイトリーグ、そしてコトダマンなどのスマホゲームがあるようです。モンストの大ヒット以降、次のビッグタイトルがでていないMIXIの株価は、ここ数年間は上下を繰り返していますが、昨年12月からは再び、若干、上昇基調にはあるようです。
11. ガンホー
2002年からPCオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」などでスタートしたガンホーは、現在もPCゲーム、コンソールゲーム、そしてスマホゲームの分野で毎年新作をリリースしています。
特に2012年からスマホ、タブレット向けに提供している「パズル&ドラゴンズ」シリーズは、一時爆発的なヒットをして世間から認知されることとなりました。
また2020年にリリースしたSWITCH向けタイトル「ニンジャラ」も小中学生を中心に人気となりました。
そんなガンホーは2024においても、これまでの3ビッグタイトル「ラグナロクオンライン」「パズル&ドラゴン」「ニンジャラ」を軸にシリーズを強化していくと思われます。
そんなガンホーの株価は、2015年あたりから、なだらかに下落基調ではありましたが、昨年11月から、若干、上昇基調に移るのではという動きです。新作の状況をみながら期待できそうであれば買いかと思います。
12. グリー
2004年からスタートしているSNS運営のグリーは、2009年当時は一時1500万人までユーザー数が拡大していました。その後、時代とともに事業範囲を拡大して、現在は、ゲームアニメ事業、DX事業、マンガ事業、メタバース事業、コマース事業、投資事業で、ネットを軸に、そのビジネスは多岐にわたっています。
ゲームでは「釣りスタ」「転スラ」などモバイルゲーム、スマホゲームの分野で大きな人気を博してきました。現在、ゲーム市場では、最も売上比率が大きいのがスマホゲーム市場です。
そんな成長市場で、今年も新作やシリーズ作品を提供してくれることを期待しています。
グリーの株価は2021年の高値から現在、下落基調にはありますが、短期的には昨年11月から若干、上がりつつあります。スマホゲームの代表企業として持っていても良い銘柄とは思います。
13. ディー・エヌ・エー
ディー・エヌ・エーもゲーム会社というよりは、有名なインターネット総合企業ですので、会社の紹介は省略しますが、ゲーム事業としては主にスマホゲームを提供していいます。
タイトルとしては、「ポケモンマスターズEX」、「ファイナルファンタジーレコードキーパー」などがあるようです。
ディー・エヌ・エーの株価は2016年に高値をつけた後は横ばい、若干、下落基調にありました。年が明けて、1月に入ってからは、先月よりもだいぶ上昇しています。
こちらもスマホゲームの代表企業として持っておいても良い銘柄と思います。
以上のように、13の国内の代表的なゲーム企業(ネット企業含む)の2024年のゲーム新作の期待度と投資状況について書いてきました。
このように色々と調べてみて、ゲーム業界でもビッグタイトルとしてのIP(知的資産)を持つことが非常に重要だということがわかりました。
ビッグタイトルのナンバリングというやり方であれば、固定ファンのついているシリーズの中で長い期間、成功することができます。
また、こうした有名になったビッグタイトルはアニメ映像やイベントなど他のエンタメとも相乗効果が高いと言えます。
最後に、この記事のタイトルにあるように、
是非、2024新作ゲームをプレイして楽しんで、そのゲーム会社にも投資しましょう!!
私と同様にゲームと投資両方に興味のある人の参考になれば幸いです。
それでは。
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