Printioのバックボーン
こんにちは。Printio(プリンティオ)です。
Printioについては、下記の記事で自己紹介させていただきましたが、
この記事では代表の堀江がなんでPrintioを始めたのかを記します。
製造業・印刷業のビジネス自体のアップデートを行いたい
代表の堀江の家業は、愛知県一宮市で「のぼり旗」などの布印刷を中心に扱う、堀江織物という工場。
「品質重視とものづくりを楽しむ文化を」をかかげ、昔ながらのおおきなシルクスクリーン印刷や昇華転写に加え、現在では、デジタルプリントも行っている工場です。
他の工場では敬遠されがちな色校正の厳しいイラスト(推しの色は正確でないといけないですからね)の布プリント、抱き枕や等身大のクッションなどなど、ユニークなものも色々作ってきた堀江織物。
しかし、デジタルサイネージも増え、のぼり旗の役割自体も、のぼり旗の発注も減る一方。印刷業界全体の中でも、IT業界からの参入や、Amazonのような巨大資本からの参入など、脅威は多く、「何もしなくても目の前の仕事をきちんとしていけば安泰」とは言えない状況に既になっています。
そんな中、堀江はまだ40代。このあと20年以上「印刷業界」で過ごしていかないといけないから、なにかしなくてはいけない、既存のビジネスや目先のビジネスだけでなく、どうにかこれからの未来へとつながり、続けていけるビジネスをみんなで目指していかないと、と考えPrintioの立ち上げに至りました。
広告代理店で得た「無駄なものをつくっている」という感覚
堀江の家業は印刷工場ですが、前職は広告代理店です。日々たくさんの販促物の制作を色んな工場に依頼していたのが、堀江でした。
全国での販促キャンペーンで大量ののぼり旗やPOPを作成しても、最終的に全国のお店でどれがどれくらい使われているのかは分からないままに、販促物を作ることも少なくはなかったとか。
広告代理店を経験してから戻った工場で、堀江は、「堀江織物は(のぼり旗のおかげで)早くからデジタルプリントを導入しているのだから、デジタルでもっとできることがあるのでは」と模索するようになるのです。
そして、デジタルに可能性を感じ、新規事業を創出しようと立ち上げたのが、Printioの企画・運営を行うOpenFactoryです。
印刷のことに詳しいヒトもシステムに詳しいヒトもいる。しかし、印刷に愛があり、印刷工場の動きや悩みを身をもって知っていて、かつデジタルに愛があり、システムのことも知っているこの「印刷」と「システム」の両軸を持っているのが堀江のつよみ、というわけです。
GOODを目指すPrintioの5つのバックボーン
堀江は普段の仕事でも何でも自分で進めるのではなく、必要なことは必要な人に、適材適所で進めます。
Printioもフリーランスのヒトがみんなで集まって企画・運営をしています。「ドラクエでパーティを組むみたいに、チームを作っている」と堀江がよく言っています。
Printioも堀江の家業の堀江織物だけで進めるのではなく、みんなで進めます。ゆくゆくは印刷も地産地消につくり、カーボンニュートラルな社会を目指していきたいとも考えています。所謂、自律分散(個別に動作しながら、全体最適化を実現する状況)での製造の実現です。
いつでもオープンでフラットなのもPrintioの特徴のひとつですが、それは、代表の堀江もオープンでフラットだからかもしれません。
・家業が印刷工場だから工場の実情が分かる
・印刷のことも少しわかる
・システムのことも少しわかる
・オープンにみんなで“GOOD”を目指している
この5つのバックボーンを兼ね備えた代表の堀江とPrintioだからこそ目指せるのが“GOOD”な社会だとわたしたちは信じています。
Printioは本当は「プラットフォーム」を目指しています。しかし、品質や想いへの共感の上でいろんな工場と一緒にインターネットとつながった印刷サービスを行いたいと思っているので、本当の意味で、誰もが自由に参加できるプラットフォームPrintioへの道のりはまだ遠いです。それでも、マスカスタマイゼーションをはじめとする小ロット生産をみんなで行っていきたい思いはいつだって強くあります。
Printioでは、まずは、サービスとしての印刷を実現して参加工場を少しずつ増やしていきます。誰もがインターネットを介して小ロットでの発注をスムーズにすることが出来、工場ではその発注をスムーズに受けれるようにする。受注側と発注側、両方のデジタルトランスフォーメーションをPrintioは応援しています。
そして、その先にある“GOOD”を目指しています。
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noteでは、Printioのヒトや工場、プロジェクトの紹介、わたしたちの考えていることや目指したいことを綴ることによって、“GOOD”を目指す軌跡を記録しています。
みなさまも一緒に"GOOD"であることを一緒に考えていただけますと幸いです。
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