2024年トレンドカラーが発表!
あけましておめでとうございます!
印刷マスターです。新年もさまざまな印刷にまつわる情報を発信していこうと思っていますので、今年も宜しくお願いいたします。
1月ももう半ばに入り、年始のことなど忘れてしまったよという方もいらっしゃるかもしれませんが、いよいよ2024年に入ってからのさまざまな動きを感じていらっしゃる方も多くいらっしゃるかもしれません。
そんな変動の中、今年、自分にとって何が大切になるのか、
どういう行動をすると運がいいのかなど。
今年の運勢をチェックする人もいると思います。
また、2024年、新しく何が流行するのだろうかとトレンドをチェックする人もいると思います。
それによってこれからの買い物も変わってきますね!
そう、印刷が関わる色彩にもトレンドがあるのです!
今回はトレンドカラーについてご紹介します。
代表的なのは、
・パントン社
・一般社団法人日本流行色(JAFCA)
以上2社から発表されるものが代表的であります。
まず、2023年、昨年のカラーについて簡単におさらいしましょう!
■2023年のトレンドカラーを振り返ろう!
2023年、パントン社は「ビバ・マゼンタ(Viva Magenta)」を。
一般社団法人 日本流行色境界(JAFCA)は
「ルミナスイエロー(Luminous Yellow)」を発表しました。
どうでしょう、みなさんもこれらの色はファッションやコスメ、広告などの様々なデザインで見掛けたかもしれませんね。
■2024年のトレンドカラーは?
一方、今年は
パントン社が「ピーチ・ファズ(Peach Fuzz)」、
日本流行色協会(JAFCA)は「ハロー!ブルー(Hello! Blue)」を発表しました。
はじめに、「ピーチ・ファズ」という色はどういうものなのでしょう。
その色は、ピンクとオレンジの間にあり、よりつながりを求める社会情勢の中、自分自身、または他の人々を温かくやさしく包み込むような、安らぎを感じさせる桃色調です。
世代に関係なく人と人との架け橋や親密感を今まで以上に大切にしようとするそんな気持ちを反映した、エレガントでもありモダンでもある温もりあるピーチ・ファズが選定されました。
HTML : #FDBD9A
RGB : 253/189/154
CMYK : 0/36/38/0
☆カラー濃度もぜひご参考に!
そして、「ハロー!ブルー」とはどのような色なのでしょう。
混乱した時代を経て、日常が戻り、新たな時代への一歩を踏み出しています。以前は癒しをもたらす暖色系の色が求められましたが、今年、冷静さを与える色が必要です。時代の混沌を浄化し、を浄化し、未来を明るく照らす、クリーンでさわやかなブルーが2024年のメッセージカラーとして選ばれました。この新しい時代を「ハロー!」と笑顔で迎える、明るく優しいブルーです。
HTML : #4F8BC2
RGB : 85/137/189
CMYK : 69/38/9/0
☆カラー濃度もぜひご参考に!
■トレンドカラーを印刷物に取り入れよう!
そんな時代の流れを汲んだトレンドカラー、是非とも印刷物に取り入れたいですよね!
簡単に取り入れることができるものをご紹介してみます。
・商品パッケージ
商品パッケージの1部分にトレンドカラーを取り入れることで、トレンドに敏感な消費者の注目を集めることができます。
特に、「ピーチ・ファズ」は、その柔らかで暖かな色調で、女性的な印象を与えることができます。
「ハロー!ブルー」はクリーンで爽やかな色調が清潔感と信頼感を演出します。
・広告
トレンドに敏感な消費者は、最新の流行を反映した広告に自然と目がいきますし、ブランド自体が、現代的で時流に乗っているという印象を与えますよね。
特に、若い世代やファッションおよびデザインに敏感なターゲット層に効果的です。
・ロゴ
SNSや広報用に使用するロゴにトレンドカラーを取り入れることで、流行に敏感なイメージを与えることができます。企業イメージにあったトレンドカラーを取り入れるのも面白いかもしれません。
■ まとめ
今回はトレンドカラーについてご紹介しましたが、ポイントをまとめておきます。
・2023年トレンドカラーは
①「ビバ・マゼンタ(Viva Magenta)」
②「ルミナスイエロー(Luminous Yellow)」
・2024年トレンドカラーは
①「ピーチ・ファズ(Peach Fuzz)」
②「ハロー!ブルー(Hello! Blue)」
・トレンドカラーは商品パッケージや広告、ロゴなどに取り入れると、時流に乗っているため、高感度のターゲットを惹きつけることができる
トレンドカラーをうまく使って、今の空気を印刷物にも匂わせてみませんか?
では、また!