![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116675444/rectangle_large_type_2_dedf161a79f2b718223e0ecb1afaf12c.png?width=1200)
日清食品の「とろけるおぼろ豆腐 純豆腐 スンドゥブチゲ」食べてみた分析芸と感想
ヘッダーは途中で掲載する公式ページから
結論
5点評価で4点与えていい
この記事の目的
いやまぁ、食レポっぽいものも書くけど
まずこの製品の材料とかも見て
「なぜそれを用いたか」も含めて
色々なんか知見深めていきましょう
飯食うならそこまでした方が面白くない?w
韓国製品っぽいの取り上げるとかお姫様は反日ですか?
俺は「ヤフーニュースのコメント欄💩でヘイトまき散らしてるような人種」じゃないんで、さすがにアレと一緒にするのは止めて欲しい
そもそもスンドゥブチゲってなんだ
韓国料理
定義
海鮮の旨味や豆腐の食感が楽しめる、辛いスープ料理
柔らかい豆腐に、肉、野菜、アサリ等の具材を入れ、コチュジャンや唐辛子、にんにく等で味付けをして一緒に煮込みます
とりあえず最低限の構成要素は
・柔らかい豆腐
・コチュジャン(朝鮮半島由来の辛みと甘みのある味噌)
・アサリ(魚介類で代用可能?)
・唐辛子(たぶん韓国産)
このへんかな
野菜はお姫様が死ぬほど嫌いなので定義に含めたくないです
一つの単語ではなく「スンドゥブ」と「チゲ」の連結言葉
なんか説明見ると、向こうでは「純豆腐(スンドゥブ)」で
こいつを示す暗黙のルールみたいなのがあるっぽいので
わざわざ「チゲ(鍋)」をつけず「スンドゥブ」とだけ呼ぶっぽい?
スンドゥブ
スンドゥブとは韓国語で「純豆腐」という意味です。
純は「スン」、豆腐は「トゥブ」と読みます。また、水豆腐(スドゥブ)が変化し、スンドゥブと呼ばれるようになったという説もあります。
絹豆腐よりも柔らかい「純豆腐」という韓国の豆腐が使われます。日本でいうおぼろ豆腐に近く、凝固剤が少ない、または固まりきらないままの水分をたっぷり含んだ豆腐のため、非常に崩れやすく柔らかいです
チゲ
本来「チゲ」とは、朝鮮半島の鍋料理のひとつ。 「チゲ」ということば自体が「鍋料理」という意味
所感
なんか中国の「麻婆豆腐」に似てるけど
あっちはどろっとしてて、なんか「ご飯に合わせるおかず」だけど
こっちは純粋な「スープ」って感じですね
あくまで「単体で食べる色」が強い
商品
原材料
かやく入りスープ(ポーク調味料、香辛料(唐辛子、にんにく、生姜)、粉末みそ、砂糖、たん白加水分解物、魚醤、味付肉そぼろ、食塩、麦芽糖、卵、いか粉末、あさり調味料、脱脂大豆粉、ごま、乳等を主要原料とする食品、ねぎ)、豆腐(中国製造)/調味料(アミノ酸等)、香料、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、凝固剤、セルロース、カラメル色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、酸味料、リン酸塩(Na)、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
なんか添加物って聞くだけで発狂しそうな人たち居そうなので
気になった物をかみ砕いて調べていこうか
唐辛子
もちろん韓国産(中国産も含)だが、これには形式的じゃなく
ちゃんとした理由があると思う 後述する
魚介要素
・魚醤
![](https://assets.st-note.com/img/1695143810692-AsGvVqXPcE.png?width=1200)
ショッツルねぇ(スプラトゥーンプレイヤーを刺激する言葉)
「ショッツル鉱山」のナワバリバトルでは左右に分かれた広場のどちらを狙って進行するか、戦略的な見極めが重要だ。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) December 28, 2015
対照的に、ガチルールでは中央のコンベアーに焦点を当てた激しいバトルが繰り広げられるぞ。 pic.twitter.com/ZZlri8t4A4
・いか粉末
![](https://assets.st-note.com/img/1695143931634-hEGUptffxc.png?width=1200)
お好み焼きによく入れる系の奴ね
・あさり調味料
調味料っつーかお姫様が食べたら
「あさり」そのまま入ってましたね おいしいです
豆腐
フリーズドライしたものが入っている
フリーズドライした豆腐が崩れやすいのは
この商品のためなのか、フリーズドライした影響なのかは不明
増粘剤(キサンタンガム)
これにより、この製品のスープのとろみをつけていると思われる
キサンタンガムは、耐熱性が高く、さらに冷凍解凍にも耐性があるため、幅広い場面で活用されている素材
たぶんコレが理由だろうな
とうもろこしや大豆を栄養分として微生物(Xanthomonas campestris)が発酵する際に産生される天然の増粘多糖類
微生物由来らしいね
なんか、アブラナ科(キャベツとか)の植物に対して「黒腐病」を齎すらしい
キサンタン
キサンタンは、Xcc によって生成されるエキソ多糖です。商業的に生産されたキサンタンは、他の産業用途の中でも特に増粘食品添加物および潤滑剤として使用されています
ただ、百害あって一利ないわけではなく、利はちゃんとある
カロチノイド色素
ようするに「赤色成分強める着色料」ですね
そこまで色にこだわる必要ある?wって思えるけど
安いから入れてるんじゃないかなと思う
![](https://assets.st-note.com/img/1695144965037-xVxW0yrvJE.png)
この容器がちゃんと誤魔化しなく想像通りの大きさなら
この量で280円は安いと思う
セルロース
たんなるごぼう等の植物にも含まれる食物繊維
カラメル色素
これもたぶん耐熱が理由の採用
「着色」か「コク味」が目的か?
食材に含まれるタンパク質が発酵や熟成、長時間の加熱(煮込む)などされる事で構成要素であるアミノ酸の鎖状結合がさらに細かいペプタイド(ペプチド)へと分解され、それらがメイラード反応(調理反応)を経ることで「こく味」を生み出す
ようわからんけど納豆みたいなものか?w
ビタミンE
まさかこれにいちゃもんつける奴はいないと思うけど、一応書く
ビタミンEは、生体の過酸化物生成を防止する効果を有し、細胞膜や生体膜の機能を維持する効果を持つ油脂類に溶け易いビタミンである。
ビタミンE類には、ビタミンとしての効果の強いα-トコフェロール、酸化防止の効果が強いδ-トコフェロールがあり、他にβ-トコフェロール、γ-トコフェロールなどがある。
トコフェロール類は、米や小麦の胚芽、大豆、卵黄、植物油、肝臓などに含まれている。食品添加物としては、これら含有原料のうち植物性の油脂分から抽出し、必要に応じて精製し、製品化されたものが、既存添加物として市販されている。
ローズマリー抽出物
ローズマリーって「花」ですよね?w
たしかにハーブとしての側面あるけど
いや、なんか普通に酸化防止剤っぽいわ
![](https://assets.st-note.com/img/1695145661307-xGGG5ljqUr.png?width=1200)
ローズマリー抽出物の機能として, 内部要因である油脂や酵素による劣化防止性能が高いことが判明し, 実際にローズマリー抽出物を食品に用いた系において, その食品が油脂劣化や酵素による劣化が防止されることが確認された。
たしかに動物由来の素材多いから「油脂」多そうよな
外部要因である光および熱による影響においても, ローズマリー抽出物を添加された食品の劣化が抑制された。
熱かなーやっぱりw
リン酸塩(Na)
おっ、なんかその手の人を刺激しそうなものでてきたねw
化学記号(特にDHMO)はあいつらを最も刺激する存在だからなw
リン酸塩は、食品の乳化(油と水をうまく混ぜ合わせる)、結着(原料と原料をうまく引っ付ける)、pH調整(食品中のpHを調整することで、保存性、品質維持に役立つ)として練り製品や食肉製品・プロセスチ-ズなどに用いられる食品添加物
たぶん「食品の乳化(油と水をうまく混ぜ合わせる)」と「PH調整」が目的だろうな
リン酸化合物は、自然界に多く存在している物質で、野菜や肉・魚にも成分として含まれており、それらの食材をとおして私たちは日々摂取しています
そもそも自然界にある
ちなみにアレな人が喜びそうな事を書くと
無制限に摂取していいというわけではなく量が問題となります。
リン酸を多量に摂りますと、副甲状腺機能亢進や骨代謝障害が心配されます。腎臓に障害のある人はリンの摂取を制限します。
また、逆に不足すると骨が弱くなるほか、新陳代謝が低下して、筋肉が弱くなったり、だるくなったりします。 つまり、バランスよく食事を摂取することが大事であることが重要であると言えます。
毒にも薬にもなるメディカルスタイル
材料の産地
かやく入りスープ
![](https://assets.st-note.com/img/1695146355059-RjUGIoRm4m.png?width=1200)
かやく
![](https://assets.st-note.com/img/1695146505020-pfBYj8pgLP.png?width=1200)
韓国料理なのに韓国産の材料が「唐辛子」しかないのは
ヤフーニュースのコメント欄にいそうな奴への配慮ではなく
純粋に安さとか色々理由はあると思う
国内・輸入原材料の使用にあたっては、安全性を厳重に確認したものだけを使用しております。
なぜ唐辛子だけ韓国産なんだ?
韓国の唐辛子の特性に由来するものだと思う
韓国の土と気候で育った唐辛子は辛みだけでなく甘みや旨味も十分にあり深みのあるキムチを作ることができます
たぶんこの「甘みや旨味」が
韓国産の唐辛子を採用した決定打だと思う
そもそもスンドゥブチゲそのものが「韓国料理」である事と
韓国の香辛料系料理の持ち味は「辛みの中にある甘味」なので
食った感想
特になんかすげぇ深い感想も無いんだけど
なんか「これが180日出ても普通に受け入れられるな」って感じです
ていうかお姫様に「180日でても大丈夫」って言わせられるのは
わりと凄い部類の食べ物です
5段階評価中、4でいいです
辛すぎる事もなく、ちょっと甘味もある
やっぱちゃんと魚介類の味を感じる
豆腐ちゃんとくずれる
なんかどろっとしたスープじゃないのと
即席スープの特性もあって「長時間豆腐を煮込む」系じゃないので
「味を染みさせる」というより「豆腐を砕いてスープに触れる表面積を増やす形」で豆腐をスープとなじませてるんじゃないかなと思う
だから崩れやすい豆腐を用いてると思われる
量も値段相応なので、なんか入れたい気持ちある
白米とかちちれ麺入れたい