安心の中の安心の午後
10月29日には、西荻窪の、上杉さんのお家に7年ぶりに遊びにいった。
近所だという、エヴァの特殊効果やス◯ーウォー◯アニメ版の監督もする小林さんと駅前で待ち合わせて、秋だし、散歩しながら、晴れたバス通りや、閑静な美しい住宅街、子どもだったら楽しいに違いない、家と家のあいだの、そこだけ妙に広い、毎日日替わりで違う遊びがいくらでもできそうな路地、もう2度と、植え替えたりしたらみることができないだろう、公園の、隆々とうねる樹々の横を、歩いた。
2人とも、建物やロケーションが好きなので、東京の古い街の邸宅は、いくら歩いても飽きない。
ひさしぶりの上杉邸は、バラの蔦がトンネルのような銀河をつくり、記憶がなければ通り過ぎてしまうほど、ワームホールに、緑の時空をゆがめていた。
忠さんとは7年ぶりだったが、体感的には、つい最近という感じだった。
同じように感じてるように「そんなたちましたっけ」みたいに、いつものフワフワとさりげない、重力がかからない出立で、忠さんは珈琲をいれてくださった。
ご夫婦とも、遠くなつかしい、銀河のむこうの記憶の思い出を、鮮明に感じるようなご縁。
まるで地球の感覚とはちがう邂逅が、白い光にデザインされた午後のリビングを、過ぎていく。
「コララインとボタンの魔女」や「ベイマックス」の秘話などを、忠さんと初めましての小林さんがより詳しく、プロの目線で具体的に聞いてくれるので、とっても、ひとつひとつのエピソードに臨場感があり、なにひとつ飽きない宇宙タイミングがひらく出逢いの喜びは、一塩だった。
7年前と同じ飄々とお話しする姿に、なつかしさが、こみあげもする。
同じ机、同じ椅子、同じ窓からの光の差し方、ちょっと歳をとったけれど、いつものようにお出迎えの時、吠え続けるワンチャンの声。
おしゃべりを一通り終えた頃、7年分の宇宙マッサージもひさしぶりにする。
安心できる人たちと出逢っていく。
宇宙愛のほうの安心で過ごせる人たちと。
不安にさせるとか、ネガティヴにされる関わりの場所に、あえて飛び込む以外は、なるべくいないようにすること。
セクシャリティにとっても、宇宙的安心があれば、チャクラを感じあえるようなメイクラブになり、相手を支配したり、所有したりする関係性などあらわれない、ということも、地球で安心する、ひとつの基礎だとおもう。
自分の目で、みたいものをみて、喜びのなかで生きられる。
地球を無限安心の方向で生きはじめるなら、宇宙愛に、いい意味で捨て身をして、すべてをうけいれる瞬間をふやし、あらゆる執着から解放されていく宇宙の安心を、チャクラという本体でいることで発動する宇宙タイミングを、少しずつでも、一瞬でもいいから過ごすこと。
一瞬でも、生きている実感や感動や喜びが、心をふるわせ、湧く経験ができたなら、そこに安心という源泉や鉱脈が、必ずある。
宇宙の安心の宇宙タイミングが、自分のなかにひらかれる。
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