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わたしだからできることとは?

うちのフリースペースで何かできませんか?

高松での生活を送っていた頃、四国新聞で紹介された私の記事がきっかけで、懐かしい友人から連絡があった.
友人は、街中の商店街にあるフリースペースの管理人をしていた。

「このフリースペースをもっと活気ある場所にして、たくさんの人に来てもらいたいんだけど何かできない?」

友人の熱心な誘いを受け、私はフリースペースを訪れてみた。そこは友人らしいほっこりする温かさのある場所で、また開放的な空間が広がっていた。

「この場所なら、ゆっくり穏やかな気持ちで何かできそう」

そう思った私は、自分の経験やスキルを活かせることが何かを考え始めた
商店街の中という立地を生かして、子育て中のママや主婦の方々が気軽に立ち寄れるようなもの。

そこで、私が思いついたのが「女性のためのキャリア相談会」でした。

「平日の昼間なら、子育て中のママや主婦の方々も来やすいんじゃないかな?」

そう考えた私は、友人に相談してみました。

「とてもいい~!ぜひ、このフリースペースでやってほしい」

友人の言葉に背中を押され、私はすぐにSNSやブログで告知を始めた。チラシも作成し、フリースペースに設置しながら。

こうして、翌月から「女性のための無料キャリア相談会」がスタートしたのだ。

場所を提供してくれる友人に感謝しながら、私は毎月、貴重な時間を共有することができた。

最初は参加者が少なかったけど、毎月開催を続けることで、徐々に参加者が増えていった。

無料相談会だけでなく、テーマを設定した交流会も開催して、それも私自身の勉強にもなった。

また他の友達に声をかけて「ハンドメイド展」「不登校の子どもを持つ母の集い」「絵本の原画展」「お花の発表展」など、さまざまなイベントが開催され、フリースペースは、地域の人々をつなぐ温かい場所になったと思う、

女性のためのキャリア相談会は、私が上京するまで2年間、毎月続けられた。

この活動を通して、私は自分の経験を活かして誰かの役に立てる喜びを感じた。同時に、多くの人との出会いから、貴重な学びを得ることができたのです。

この経験は、私にとって大きな自信となり、今の活動を支える土台となっている。

「私なんか…」と躊躇するのではなく「私だからできること」を信じて行動することの大切さを、この経験を通して学べた。

あの時、友人に声をかけてもらったこと、そして、このフリースペースで活動できたことに感謝しかない。

これからも、私自身の経験やスキルを活かして、私だからこそできることを軸に活動していきたいと思う。


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