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主婦経験は宝の山!仕事で活かせる"センス"とは?
先日、20年間専業主婦をされていた女性と話す機会がありました。彼女は5年前からパートを始め、1年前に正社員に登用されたそうです。
上司から
「書類作成のスピードも速く、ミスもほとんどない。また経理業務では、数字にも強く効率的な処理方法を考案することもできる」などの理由を言われたそうです。
「なぜ、20年のブランクがありながらそれだけの仕事ができたのですか?」と質問してみると、
ニコッと笑いながら
「主婦って本当にたくさんのことをこなしてますよね。子育という世界では、学校関係の役員であったり、家庭では近所づきあいや、スーパーへの買い物。そして、家のことなどこの経験の中に、その上司が求めていたものがあったのだと思います」
と答えてくれました。
まさにその通りなのです。
子供の送り迎え、習い事のスケジュール管理、PTA活動など、主婦は常に複数のタスクを同時進行しています。
これはまさに、仕事の段取り力や調整力に繋がるスキルと言えるでしょう。
さらに、近所付き合いを通じて培われたコミュニケーション能力、家計管理を通して身につけた数字への強さなど、主婦経験には仕事で活かせるスキルが数多く存在します。
専業主婦経験は、社会に出る上で必ずしも不利ではありません。むしろ、多くの貴重なスキルを身につけていると言えるでしょう。ただ、そのスキルをどのように仕事に活かせるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この女性のように、過去の経験を振り返り、仕事に活かせるスキルを見つけることができれば、自信を持って社会に飛び出すことができます。主婦経験は、仕事ができるための潜在能力、まさに"センス"と言えるでしょう。
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明るいピンクのブラウスを着てこられたこの女性は終始笑顔を絶やさず、お会いした瞬間、私もパっと明るい気持ちになれました。
「人は内面を磨くことが大事だけど、やはり外見も大事ですよね」とお伝えすると、
「やっぱり?そう思いますよね。そう言っていただけてうれしいです。」と笑顔で答えてくれました。
そして、帰り際「今日はここに来てお話ができてよかったです」と言って帰られました。
そんなちょっとしたやり取りがあったことが、私にとっても仕事ではあるけど、やはり「幸せな時間」だなあと思えたのです。