ひどい夢
とうばく
たまに寝る直前「ギィィィィィィィン」というとんでもない音量の耳鳴りを聞くことがある。
こう言った、寝入り端に聞く大爆音は
「頭内爆発音症候群」の証らしい。
金属音が鳴り響く人や爆発音、チャイムの音がなったりする人もいるようだ。ただ脳内で鳴り響くだけといえど、これは結構怖い。
この病気を略したら「とうばく」なんだろうか。
ひどい夢
件のとうばくが発生した日にひどい夢を見た。
起きたら冬になっているという夢だった。
なんでその程度の夢がひどいかというと、夢の中で私はクマになっていたからだ。
「冬眠中に覚めちゃった、、、終わった、、、」
という気分になった。
周りを見渡すと遠くに街路灯の明かりが見えた。
街で食料を調達しようと思って街に向かうと、
今まで街だと思って進んでいた場所が街路灯に林であることがわかった。
街路灯が木みたいにたくさん生えている。
そこで目が覚めて、私は人間だった。
というか人間に戻ってみると夢の出来事が些細なことに思える。
喉元過ぎれば熱さを忘れるというやつなのかも知れない。