【独立・起業のリアル】<破の章 No.03>創立50周年記念誌 ―はじめに―(『人生・八勝七敗 ~小さな覇気を気力で継げて~』)
何が喜びかと申せば、毎日社員ともどもうち揃って健やかで恙無く業務に精勤出来ること。何が大切かと申せば、これら喜びの継続と、理想の灯を消すことない努力を自らが片時も忘れず実行していくこと。何が夢かと申せば、事業の経営を軌道に乗せた後、志を高くもった若者たちのために力を尽くしたい…
このような思いをもって日々を歩みながら育んできたトップ・ビジネスサポートという我が事業会社は、振り返れば創業から五十年という歳月を重ねておりました。善きこと悪しきことを含め、さまざまな経験を経ての今日があります。そのなかで、若者の起業家を「生み・育てる」との私のライフワーク活動のなかで十冊余の書籍を世に出しました。
今回事業のフェードアウトに向かい、事業の年誌として当誌が最後、また私個人のいわば最終章との認識でこれを記しました。自分の為してきたほんの一部分でありますが、自己と向き合い、自分の人生を振り返るものとなりました。
今まで誰にも語らなかったこともあえて記しました。最後までお読みいただければ幸いです。