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【独立・起業のリアル】<序の章 No.14>千代田ビジネス起業塾の開講・独自で私塾を開講

 二〇一〇(平成二十二)年十月には、東京都の千代田区長へ「千代田区をアントレプレナーのまちにしよう」をスローガンとした企画書を提言しました。それが幸いなことに採用され、「公益財団法人 まちみらい千代田」の主催にて、第一期「千代田ビジネス起業塾」が開講され、私はその初代塾長として、毎月二回土曜日を利用し、半年をかけて実践的な起業準備や起業後の
課題をテーマとして、講義と区内の会社見学等、極力実践的な起業塾を実現させました。


 そのカリキュラムは単に、起業前の知識や情報を知らしめることだけでなく、あくまでも経営の実学、活学を基に構成されました。

 またその後、継続されてきている創業セミナーや起業塾において、主催サイドが構成する学習プログラムの組み立てや内容、そして時間的な制約で伝え切れていない事柄を私は再構築して、新たに独自の私塾となる「真剣・起業いろは塾」を社内のセミナー室にて開講しました。

 特に、起業と事業経営の実務に関して初歩的で、かつ大切な問題解決手段や人脈、ビジネス発展のための具体的成果に結びつく諸々を内容として、直接的な指導をしました。また、その延長線で若い皆さんと話をするなかで、中小企業経営の源泉はより濃い人間愛が重要と認識され、「人間学と経営」をテーマとした「経営いろは塾」を開講し、異業種の方や士業の方とのマッチングと交流・研鑽を図りました。

 この塾では、強力な同志にサポートを依頼しました。U氏は私と同じ地方出身の創業社長(現会長職・岐阜県瑞浪市)で、国内での振動計の製造・販売のトップ企業で、志のある若者に大変理解を頂き、塾における従来の講義をより充実させることができました。

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