見出し画像

小さなトラウマエピソード 1

あずごま宙を舞う!

 
 せっかくの休みだから、何か投稿したい!
 出来れば、楽しく投稿したい!
というわけで、もう今となっては…と思えるエピソードを投稿しようと思います。


 極度の高所恐怖症の私。

 高い所や足が浮いている状態がとても怖い。
小さな頃は、平気だったと思います。

 忘れもしません。
小学5年生の出来事です。
 担任は大学を卒業したばかりの男性の先生でした。
今から思えば、大学を卒業したばかりで夢や希望に満ち溢れていたのでしょう。
初日に「この1年は、誕生日の人を皆で胴上げしてお祝いしましょう!」
などとわけの分からないことをおっしゃりました。

 それから、誕生日を迎えた子を朝の会で胴上げするという、謎儀式が始まりました。
男子の誕生日は男子で胴上げ。
女子の誕生日は女子で胴上げ。

 そもそも誕生日を祝うのに胴上げする必要あります?
「おめでとー👏👏👏👏👏」で充分だと思いませんか?
 小学生が小学生をワッショイと胴上げするなんて、危険しかないですし、信用ならんわけです。
 この年ほど、誕生日を迎えることが憂鬱だった年はありませんでした。

 クラスの女子の中で一番最後だった私の誕生日。
最後だったからみんな力が入ったのか…私が小さかったからなのか…
 胴上げが始まったその時です。
私の足側の子の力が強かった…。

 私。宙返りしました!

 
 胴上げって回るんですかぁー!
運良く床に落ちることはありませんでしたが、見事にこの宙返りから、高い所とフワァと浮く感覚が恐ろしくなってしまいました。

 そして、学年最後に作成された文集の最後のページ。
 文集委員さんのページです。
「今年の10大ニュース!」の中のひとつに、
 あずごまさん胴上げで宙返り!

 小学生って残酷です。
全然笑えない話なのに、笑い話しにしてしまう。

 私のトラウマになってますよー!
 高い所怖くなってしまいましたよー!

 
 あの新卒の先生は今どうしていらっしゃるでしょうか。
 どこかで、胴上げ儀式を続けていらっしゃるのでしょうか。(けが人が出ていないと良いですが。)
 今だったら、こんな事したら抗議されてしまうのでしょうね。


なんのこっちゃな話です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

 






いいなと思ったら応援しよう!