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「おもろいヤツ」が1番最強じゃね???

突然ですが、「おもろいヤツ」って言われたくないですか??
 自分のユーモアが認められたような感じがしてめっちゃ嬉しいですよね。次はもっとおもろいこと言ってやろうとか思っちゃいますよね。そんな感じで深追いしまくるとスベって地獄を見ます

 てなわけで!今回は「おもろい」について深堀っていって、家や職場でクスクス笑われるような(?)人になれる情報をシェアしていきます!


抱腹絶倒を狙わなくていい

どうせなら場の空気を掻っ攫うようなレベルの超おもろいことが言えたらそれは理想的ですが、それはなかなか素人には難しいものです。
 なんでも、統計的には人が一日に笑ったり微笑んだりする回数は23歳ごろから急激に減り始めるそうです。大学卒業して就職してちょい経ったぐらいからってとこでしょうか。社会とは恐ろしいですね〜😅
 となれば我々社会人にとって同僚や上司を笑わせることは、学生の頃よりかはちょっぴりハードルが上がってしまうわけです。

よくよく思い返してみればこんなことありませんでしたか?
 子供の頃TVを見ている時に、自分や兄弟達が爆笑してるようなネタやギャグを見てても両親は全然笑ってなかったとか。なんなら「つまんねーこいつら!」とか言ってませんでしたか?(ウチだけかな?笑)
 
まあそーゆーわけなんで、なにも爆笑を狙いに行く必要はないよと。じゃあ爆笑じゃないんだったら何を狙うのかと。

それはズバリ、クスリとさせたり、笑ってはいなかったとしても関心させれば良いのです!

「いやいや、しょーもな!全然大したこと言ってないじゃん!!!」
と、思った皆さん!その通りなんだけども!読むのを止めるのは早いですよ!こっから大人の世界におけるユーモアを掘り下げていきますから!!

 皆さんの周りにいる、なんとなく面白いだったり、話が上手い的なポジションの人を思い出してみてください。いうてそんな毎回毎回言うことがクッソおもろかったり、毎日のように爆笑掻っ攫っていくわけじゃあないでしょって。(そーゆー人もいるかもしれませんが、、、)
 じゃあいったい何を基準に我々は「この人はユーモアがある」「こいつおもろい奴やねん」と好印象を抱いてくれるかというと、、、
 
そのジョークが適切とみなされたかどうか

が重要なんです。ウケたスベったの他にもその場の空気に合ってるかどうかと言う基準があったわけですね〜
 つまりあんまウケてなかったとしても適切なジョークなら好印象は抱いてもらえると言うわけです。
 思いついたジョークが「そこまでウケないかも、、、」と思って尻込みしがちな方は、場の雰囲気にあってさえいればGOサインを出してあげてください。周りの方があなたに対して抱くイメージが変わるかもしれません!

「面白さ」のカラクリとテクニック

さあここから「面白い」の基本構造やパターンの理解を深めていきましょう。まずは簡単なジョークを解剖してみましょう。

あなたは夕食会に参加しています。コース料理が出てくるような堅苦しい空気のやつです。最初の料理が出されて30分が経った頃、参加者がひとり会場に入ってきて、申し訳なさそうに一言。
「遅れてすみません。来たくなかったもので。」

ウケました?笑
ウケてなかったとしても雰囲気は伝わったと思うので、とりあえずこのジョークで説明していきます。

さっきのジョークが可笑しいのは、率直な本音をぶちまけているからです。
普通なら「前の予定が押してしまった」とか「電車が遅延した」とか不可抗力ですよアピールを含むテキトーな言い訳をして誤魔化すところでしょう。
 
 ユーモアの核心には『事実』が存在しています。

こういったジョークで笑えてくるのは、自分にもなんとなく同じような認識があったことに気づくからで、「わかるわかるよ君の気持ち」「やっぱ堅苦しいから来たくなかったよね〜」などと、心の中で相槌を打っているからなのです。

 事実の共通認識はユーモアの基盤となります。なので、「何か面白いことを探す」のではなく、「どんな事実が潜んでいるか」と言うところに意識を向けてみましょう。

『事実』の他にもう一つ、重要な要素があります。それは、
笑いは意表を突かれた時に発生すると言うことです。

例えば誰かが○○をして、次は当然△△だろうと思いきや、◻︎◻︎だった!とかみたいな奴です。つまり、ユーモアは「予想と実際に起こった出来事の不調和から生じる」ということです。

このような注意をそらして意表をつくテクニックを『ミスディレクション』と言います。

手品や推理小説などにおいて、手品のタネや事件の真相から注意を逸らすテクニックのことです。
 何も考えずに放ったジョークの多くがウケないのは、冴えたアイデアにかけているからではなく、ミスディレクションが欠けているからなのです!

普段の自分の視点とは異なる視点をもって物事や状況を見てみると、皆が気づいていない『事実』に気づけたり、生活の中に潜む不調和を発見したりできるので、日頃から様々な視点で物事を見てみると意表を突く良い助けとなるでしょう!
 
例やうんちくを交えてここまで長々書いてきましたが、超ざっくりまとめると『事実』と『ミスディレクション』で意表を突く!です!

ユーモアは鍛えられる

お笑い芸人が成功するには才能も努力も必要です。すなわちユーモアは神様からのギフトであり、学んで身につけるものではない。と皆さん思ってませんか?

そんなことはない!それでは自分が前章で書いたことが全て無駄になってしまうではありませんか!
 
ユーモアは鍛えることができます。
前章で紹介したテクニックを活かして実践を繰り返していきましょう!
そのうち抱腹絶倒も狙えるような気の利いたジョークが飛ばせるようになることでしょう。
 
かつて知性やクリエイティビティは遺伝によって決まると考えられていたのですが、近年の研究では固定的でないことが判明したとのことです。
 
 つまりユーモアはトレーニングと実践によって鍛えられる『スキル』って訳です。
 
 脚の筋肉みたいなもんで、ジムでスクワットしたり、階段を上ったり、オンライン会議の最中「カメラがオフ」の時にちょこちょこ冷蔵庫を覗きにいったりすることで強化されます。

 日常の中で小ボケを挟みまくってユーモア鍛えていきましょう!

終わりに

 周囲から「ユーモアのある人」認定されると仕事も円滑に進んだり、人間関係も上手くいったり、女の子にモテたりとまさに「最強」ですよね!

ジョークや比喩のテクニックだとか、理屈は他にもいろいろとあるのですが、流石に全てを完璧に網羅した記事を書くのは長すぎるので、こちらの記事が好評であれば更に具体的な手法を紹介する第二弾なんかも書いてみたいと思います😊

自分自身も今よりもっと面白くなりたいと思い勉強中です!皆で「おもろいヤツ」を目指していきましょう!

参考になれば幸いです☺️

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🫸🫷

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