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spinel3
『ツレがうつになりまして。』を読んで
『ツレがうつになりまして。』
著者 細川貂々
発行所 株式会社 幻冬舎
漫画形式に驚かされた。
読みやすかった。
うつ病人同士の共通点アリアリだ。
今の私にとって印象的なものをいくつか。
お風呂での自◯未遂。はっと我に帰って自分で気づいたのは幸運だったと感じた。
薬を自分の判断で止めるのは良くないなー、と。
風邪薬7日分処方されて4日分で止めるのとは訳が違う。ただ、そのノリで止めるのも十分理解している。おそらくツレさんは、その後は自分の判断で薬を止めていないはず。なるべく繰り返さないことの重要性を知る。
突然何か(恐怖や不安)に襲われることあるんだろうな、と。自分自身はどうしたらよいか?まだ対応策が浮かばない…
少しずつ前進して行く姿。これ大事と感じます。
息子のイグ(グリーンイグアナ)の存在(+他のペット)。
自分に寄り添ってくれる存在がいればいるほど患者にとっては幸せだと思う。
漫画形式で読みやすく、重要なポイントも多く含まれているため、患者とその家族の方々全てにオススメだと感じました。