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三原の巨大造船所①

 上の記事の続きです。

 深く考えずに『すなみ海浜公園』から、185号線を歩く。
 国道185号線は、呉市から三原市までの海沿いを結ぶ路線。
 海沿いと言うからには、瀬戸内海の絶景を堪能しながら快走できるドライブコースだ。
 ドライブコースというだけでなく、釣りスポットでもある。
 私は魚釣りをしないので、どこが優良な釣りスポットなのか分からないけど、この路線を走ると、朝晩問わず釣り人が釣り糸を垂らしている光景を目にする。

 瀬戸内界隈において、夜間の海沿いでクルマを走らせるときは、ハイビームは必須だよぉ(゚Д゚)
 路肩でクルマを停めて釣りをしている釣り人が結構おるけぇな。

 『すなみ海浜公園』から目的の場所までクルマだと一瞬だけど、実際歩くと、意外に距離がある。
 けれど、ほど良い涼しさと美しい青空のおかげで、心地良い散歩をしているようだ。
 もう少し歩を進めると、目的のものが見えてきた。

いやぁ、画になりますなぁ。

 この砂浜、地名で言うと、JR呉線の『久和喜第一踏切』の目の前です。
 ちなみに、この踏切を渡ると、『竜王みはらしライン』というドライブコースになる。
 上の写真、もっと寄ってみるとこんな感じ。

紅白のシマ模様が目立つクレーンを、ゴライアスクレーンという。

 今治造船株式会社広島工場サンです。
 数年前までは、『幸陽船渠株式会社』という別会社だった。
(といっても、今治造船のグループ会社ではあった)

 まぁ、この備後・尾三地域の造船所では、常石造船サンと並んで規模の大きい造船所である。
 少なくとも、門型のゴライアスクレーンを複数備えているのは同社だけ。

 巨大な設備が充実しているだけに、商品としてラインナップしているフネも大きい。
 今もまさに、巨大なコンテナ船を複数建造している。

コレ、クレーンが壊れている訳ではありません。
最近の塔型クレーンは、ジブをこうやって倒せるのです。
点検もしくはワイヤーを交換しているか、どちらかでしょう。

 けど、本当に静かで心地良いですね。
 造船所目当て関係なしに、訪れて良かった場所です。

もう、冬の空です。

 しばらく砂浜で独りたたずみ、再び公園に向けて歩き出す。
 今歩いている185号線だけど、JR呉線もほぼ平行して走っているので、電車で呉まで行くのも一興だ。

 熱いコーヒーが欲しくなったな。
 近くのセブンイレブンまでクルマを走らせることにしよう(続く)。

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行堂嶐 『あんどうりゅう』
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