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音楽

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#ホール

また、縦張りのステージ床がありました

また、縦張りのステージ床がありました

 気をつけて見ると、思っていたよりも縦張のステージ床はあるのかもしれません。先日、「あっ、縦張り、珍しい」と思い記事投稿しましたが、また縦張りがありました。

 おそらく10年ほど、久しぶりに使ったホールのステージ床が縦張りでした。人口約4.5万人の小さな市のホール、客席数は1000席強で、正方形に近い形です。それに比べてステージの奥行が深いのではないでしょうか。平面図で見ると、それほどでもないで

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縦張のステージ床を見付けました。

縦張のステージ床を見付けました。

 多くのステージの床板は横向き(客席に平行)に張られていると、以前書きました。

 見つけました。縦張りのステージ床を。初めて体験するホールではないのですが、意識して見ることで気づきました。客席数約400の音楽専用ホールで、10年ほど前に開館。良く響くと評判のシューボックス型ホールです。

ステージの床板は横張が普通?

ステージの床板は横張が普通?

  ホールの建築音響は奥が深いものです。 ホールの大きさ、 基本的な形状(ウィーン学友協会大ホールに代表される直方体のシューボックス型、 ベルリンフィルハーモニーに代表されるステージを客席が取り囲む形状のワインヤード型。)。 壁、 床、 天井さらには椅子の素材やその形、伝統的なホールであれば、施された装飾がそのホールの響きを作り出しているということもあるのでしょう。 音響学の専門家が種々研究を重ね

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