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レイキ伝授、認識の拡大と気づき

 9月になりましたね。早いもので、今年もあと4ヶ月となりました。

 世の中の色々な情勢を見ていると、「日本はどこへ向かおうとしているのだろうか?」と、思うようなことが起こっているなと感じています。

 先日の水瓶座の新月、一粒万倍日に対面でのレイキ伝授の個人講座を行いました。

 ”レイキ”は日本発祥のハンズオンヒーリングの技法であり、海外でも多くの実践者がいます。1980年代後半から、1990年代にかけ、スピリチュアルなことに関心を持つ人たちや自然療法、東洋医学などに関心を持つ人たちの間で広まりました。

 まあ、レイキの歴史や詳細については、書籍や色々な関連サイトで知ることができますので、興味のある方は調べてみてください。
もちろん、ご質問があればお問い合わせくださいませ。

 レイキを伝える側、レイキティーチャー、レイキマスターとして、僕が意識し、心がけていることが一つあります。

 それは「知識」や「技能」を伝えるのではなく、“体験”を伝え、受講者の“認識”を拡大することです。

 いわゆる“氣”を扱う技法なので、目に見えないものに対する認識を開くことがとても大切になります。単なる知識や、やり方手順のような技術だけでは、受講者が継続的にレイキを活用し、実践する意欲へと結びつかないのです。

 もちろん、受講された方が活用する、しないはその人の自由ですが、伝える側としては、“受講してよかった、ぜひ活用していきたい。”と実感できるように、という思いがあります。

 人は、知識や情報だけでは真に納得できるものではありません。長年のこういったスピリチュアルな体験や知識を伝達するという経験の中で、確信に至ったのは、”人が自らの認識を広げるのは、自分自身で新たな認識を得た時”だということ。

 そして、人は「自分自身の認識」というフィルターを通して、世界に触れているし、自分の体験を受け止めている。
 ”氣”という目に見えないものに触れる、という体験をするとき、”自分にはわからないだろう”という先入観や前提のような認識を、ほとんどの人は持っている。

 その「自分にはわからない」を「自分にもわかる」へ、導いていくのがいわゆるティーチャー、マスター、指導者の役割だと、僕は思っている。
 これは、何かを学ぶ、何かを身につける、といういわゆる「師弟関係」のような関係の中で伝達される物事においては、全てがそうだと思っている。

 自分自身の体を通して、自分自身の掌で、”氣”を感じることができた瞬間の「受講者の認識の拡大の瞬間」に立ち会えることは、”伝える者”として、心の中で小さくガッツポーズしたくなる。

 新鮮な感動と、それを素直に受け止めている受講者の姿に、小さな子供が新しいことに触れる時の感動と喜びがあふれる表情を垣間見ることができるのです。

 「自分には、わからないことがある。」

 そのことは、なんら恥ずかしいことではなく、それを素直に認めることは、新たな体験に触れる、未知が既知に変わる、その可能性がそこにあることを示しているし、自らの認識が広がっていく喜びを感じられるかもしれない、という希望を常に与えてくれる。

 いわゆる“目に見えないもの”を毛嫌いする傾向も、人にはあるけれど、自分が認識できるものって、そんなにたくさんあるのだろうか?
 むしろ、わからないことの方がほとんどで、狭い認識の範囲の中だけで、どうにかこうにかやっている、というのが実際のところだと思う。

 人間関係においても、「相手はこう考えているはず、感じているはず。」という、身勝手な期待と思い込みによって、誤解が生まれることもよくあることだから。

 知らない、わからない、ということに心を開いておくことは、

「そうなんだ!」

という、新しい体験と感動への扉の鍵を外したことになる。

 レイキ伝授の機会を通して、改めて人の人生が豊かになるのは、こういった「認識が拡大されていくこと」も大切な要素だな、と感じた次第です。

 ”氣”という言葉は、日本語にはたくさんあります。

 ”和”という精神や意識も、この”氣”があってこそなのでしょう。

 ”氣”を認識することができる、というのは、五感以外の新しい感覚を持つことにもつながるのです。

 また、機会があれば、”氣について”とか、”見えないけれど、あるもの”のお話を書いていきたいと思います。

(8月は配信していませんでしたが、9月からまた再開しますね。)

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