見出し画像

“出す”が先(2023年に寄せて)

ふっと、思い出したように記事を・・・。

2023年新年が明けて、「年始のブログ」を書いていませんでした。

遅ればせながらですが、新年あけましておめでとうございます。

2019年の年末からコロナ禍から丸3年が経過し、依然として日本だけが世界に取り残されているような感じもしますが、それでも少しずつ多くの人たちの意識の変化も起こってきているように感じます。

その中でも、「健康に対する意識」や「免疫についての意識」が変わってきているのではないでしょうか?(もちろん、今までのように「具合が悪くなったら、病院で”治してもらう”という意識もあると思いますが)

自分の体の健康について、自分で責任を持つ、というか『健康』を自分で作る、保つ、というふうに変わってきているように感じます。
率直にいうと、一括りに「お医者さんに頼る」ということができなくなってきた時代だと思うのです。

もちろん、日々研鑽し、高い意識で「医師」という仕事を自分の使命として取り組んでいる素晴らしい方もおられます。しかしながら、そのような医師に出会えることが、実はそう多くない、ということがこの3年の間に露呈してきていることは確かでしょう。

私たち、一人ひとりの意識、考え方、日々の食生活や自分の健康についても、同じようなことが言えると思います。

戦後の高度経済成長の時代から、平成の終わりくらいまでは、「良いものを取り入れる」という、いわば『足し算』的な考え方が主流だったのではないでしょうか?

健康、ということについて考えると「サプリメント」が良い例ですし、某テレビ番組で「〇〇が体に良い」と紹介された翌日には、その〇〇という特定の食材がすごく品薄になる、という現象があらゆるスーパーで起こる、というようなことが、かつてはありましたね。
(最近でもそのようなことが起きているのでしょうか?)

SDGsという、メディアや政府が進めようとしているものに、僕自身は共感はしていないのですが、地球や自然や環境に対して私たち人類は乱暴すぎたように思います。
今まで散々好き放題やってきて、その口で「SDGs」を声高に唱えたところで、説得力のようなものを感じないのです。

今、普通に食事として特に意識することなく、購入できる品物の数々は、さまざまな食品添加物や化学的なアレコレの影響を受けているでしょう。

日本は海外と比べると「食品添加物大国」であるという事実を、全く知らないで日々過ごしている人もたくさんいます。

もはや、「体に良いもの」を摂る、ということが困難な状況で、普通に生活しているだけでも“毒にさらされ続けている”のではないかと、思ってしまうのです。

自分自身の肉体が本来持っている、本来あるべき状態のもの。

それを「最大限に活性化していくこと」の方が、あらゆる予防や治療よりも、健康でいるために大切なことなのだと、今は実感しています。

呼吸、という言葉を見ると、「呼気」つまり吐く息が先にあります。吐いて、吸うのです。

「デトックス」「排毒」という言葉があるように、出していくことが最優先です。

体に良いものをたくさん取り入れても、腸内が健全で栄養素を吸収できなければ、意味がありません。

部屋をきれいにするときも、まずいらないものを捨てることからです。

世の中には、そういったことを真剣に取り組み研究している素晴らしい企業がいくつもありますが、そのような企業
が扱う『デトックスに良い商品』というのは、必ずしも万人受けするものではないのです。

それは、なぜかというと、プロセスとして「デトックス(排毒)」が起こった時に起こる一時的な変化のことを、理解していないことが原因にあります。

例えば、皮膚に浸透するような化学薬品を仕事上どうしても扱わないければならない方が、積極的なデトックスに取り組み始めると、一時的に皮膚が大変な状態になります。

ターンオーバーという現象があります。例えば「肌」「皮膚」は約4週間で新しく入れ替わり、7年間で「全身全ての細胞が入れ替わる」と言われています。

そのプロセスの中で、皮膚からの排毒が起こる時、表皮がボロボロになったり、たくさんの吹き出物が全身に出たり、ということが起こるのです。

そういうことを知らないままでデトックスなどに取り組むと、「やっぱり合わなかった」とか、より悪化したような印象を持ち、せっかく始まった「デトックス」をやめてしまい抑え込んでしまうのです。

世の中には、本当にたくさんの薬がありますが、薬に頼りすぎることは、「デトックス」の必要性を増やしてしまうことになりかねません。

この「出す」が先、ということは、サプリメントや薬、体にいいとされる食材、そのほか色々なことに当てはめていくことができるのです。全く同じように、というわけではありませんが、「出すが先」という観点でいろいろなものを見ていくと、見えてくるものがあります。

人間関係において、お金のことにおいても、当てはめることができます。

スピリチュアルな世界においては、「人は自ら放ったものを受け取る」というふうに言われます。

自分が出したものが、自分に帰ってくる

このことは、僕個人の体験においては、絶対的な真実と言えます。

世の中を見れば、そのように見えないと思ってしまうこともたくさんありますが、その因果が収斂するのに「必要な時間」がある、というだけのことなのです。

stand.fm 妻と二人で配信しています。
“Primaria☆Stone 〜Spiritual Voice〜"

電子書籍
『最後の恋 永遠の愛』(Kindle版)
Amazonにて、販売中!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?