病気は「心配」より「治るを信じる」
病気を治すには、病気を忘れるのが一番!と言われます。
誰でも病気になれば、
「本当は何か悪い病気がかくれているのではないか・・」とか
「どんどん悪くなっているのではないか・・」とか
悪い方へ考えがちになります。
これがよくないんですよね
何の病気でも希望的・楽観的な気分でいる方が治りが早いものです。
楽観的といっても、本心から楽観的な場合と、そのように思うようにしようと努力している場合があります。
本人もその差は気づきにくいかもしれませんが、その違いは「行動」にあらわれます。
行動を振り返ってみて、
1・心地よく行動できている
2・取り組んでいることに集中出来ている
3・後から疲れが残らない
このようであれば本心から楽観的なのでしょう。
そうでなければ、本当の感情に蓋をして、「なんでもない」こと・「気にしていない」こととして扱っているのかもしれません。
そうすると、奥深いところで否定的なエネルギーが蓄積され、それが心の緊張を産んでしまいます。
・ふとした瞬間にゆううつ感や絶望感を抱いてしまう
・自分にはこの問題を解決できる能力がない
などと感じてしまいます。
そう思うと、その「楽観的な思考」と「ネガティブな感情」の間で、自分の気持ちが板挟みにあったような感覚に陥ってしまうかもしれません。
生活上の問題は解決できるという自信・健康を回復できるという信念
これらは、病気の回復の上でとても重要です。
「問題は解決できるという自信」を生むために・・・
①「予言の自己成就」・・・・何かを自分で予想し、それが予想通りの結果になると自分の予想は正しかったと証明されます。
たとえば、「この薬はわたしにあうはず」と希望に満ちた態度である方が、治療効果があがり、副作用も軽減されます。
すると、「やはりこの薬はわたしにあっていた」となり、自分が予想することは正しかった。・・・と自分自身への自信が深まります。
もしも予想通りの結果が得られない時は、「私の読みが甘かった」と「読み」の精度のせいにしておきます。
「読み」ならば、鍛えていけば、精度は高まっていくはずです。
よくないのは、運命論的に「やはり、物事はそううまくいくようにはできてないんだ・・・」と自分の力以外の力にフォーカスしてしまうことなのです。
物事を自信のないまま決断するのと、自分の判断は大丈夫と思い判断するのでは、後者の結果のほうがよいものを導きます。そうなるために、「自分の決断はいつも最良・最善である」と自分に言い聞かせます。
Step1 小さくて、ある程度確かであることに対して、「こうなる・・」と決める
Step2 実際にその通りの結果を見届ける
Step3 自分の予測や判断は正しいと認識する
Step4 別の件でも、「自分の思った通りになるであろう」前提で事にのぞむ
このように、だんだんと小さな自信から、大きな自信へと育てていきます
②病気に対して肯定的な意味付けをする。
肯定的に思考した瞬間から、生命にはエネルギーが流れこみ、活力が湧いてくるものです。
・・とわかってはいても、日常の中では、「楽観的」ではない考え方が多くを占めています。
それは、「心配」したり「不安」に思ったりすることで、危機的な状況を回避し、身の安全を守りたいと思う本能的な欲求だから、仕方ないんですね。
では「楽観的」「肯定的」にはどうやって考えればいいのだろうか・・・
これは、理性の力を使って、悪い方へ考える習性と戦うしかありません。もう無理やりです。
「これくらいの段階で病気が見つかったよかった」
「無理をしていたから、休めというサインだ」
「健康のありがたさをつくづく感じられた」
1回否定的な感情や考えが浮かんだら、2回肯定的に考え、プラスマイナスで肯定的が多いようにもっていく!
これらの積み重ねで、
・病気は悪いことではない(出来事の1つ)
・自分の気持ちで治癒力を高めることができる
・自分が「治る」と思えば「治って」いくものだ
という気もちを高めていくことができ、病気回復に役立つでしょう。
病気への心的態度は非常に重要です。
こころの状態は、免役系のみならず、神経系・ホルモンのバランスなどにすぐさま影響を与えます。
食や生活環境の改善ももちろん大切ですが、鍵をにぎる「こころ」を見つめて、こころ環境を整える。
健康のみならず、毎日の生活を送る上でのメンタルにもつながることですね
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