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chiyoizmo
デシル分析とRFM分析
マーケティング活動の中で大切なことは、見極めるための分析です。
成果をあげるには、顧客がどの商品をいくらで購入して、どのくらいの頻度で買うのか買わないのか等、多くの情報から顧客の購買動向を把握し、推測し、効果的な戦略を練ることが必要不可欠です。
今日のテーマのデシル分析とRFM分析は、顧客分析に利用される手法です。企業が購買の予測を立てる際に役立ちます。
デシル分析
デシル分析とは、すべての顧客を商品の購入金額順に10等分し、各グループの購買データを読み解く手法です。
比較的簡単な手法であり、顧客分析の第一歩とも呼ばれています。
RFM分析
RFM分析とは、顧客の購入金額、購入頻度、最終購入日の3つの指標からデータを読み解く手法です。
指標の数が多い分、より正確な顧客分析が可能です。
デシル分析の指標は「購入金額」のみであるのに対し、RFM分析は「購入金額」「購入頻度」「最終購入日」という複数の指標があります。
なので、最初はデシル分析から実践してみることをおすすめします。
デシル分析は、指標がひとつだけなため簡単にデータ分析できるメリットはありますが、分析結果の正確性に欠ける点は無視できません。
一方で、RFM分析は指標が多い分、デシル分析よりも正確なデータ分析が可能です。
しかし、デシル分析のようなシンプルさはなく、かなり複雑なデータ分析となるため、ある程度の経験がなければ難しいかもしれません。
デシル分析は顧客の購入金額順で10等分してグループを作り各グループのニーズに沿ったマーケティングを行うための手法なので、ビジュアル化しやすく予測も立てやすいですが、RFM(R:最終購入日、F:購入頻度、M:購入金額)分析程の複合的なデータから導くものではないので、どちらを実践して、施策にどう活かすのか悩ましいところだと思います。
データはあくまでも参考とするものなので、RFM以外の変動要因は大いにあると捉えて、これに依らず、様々なデータを常に収集・分析するクセをつけると良いと思いました。
描いたシナリオに結果を結びつけてしまうほど愚かなことはないので。
(↑ここ大切です☺)
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![荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139395343/profile_4d52bbd72e61e71dd271f87f9a5d5189.jpg?width=600&crop=1:1,smart)