
Photo by
ia19200102
DXは、なぜ?何?どうやって?の疑問を解消ところから始まる
DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくうえで、コミュニケーションが大事だと、最近の講演で伝えています。
コミュニケーションを阻むものは、知識の壁です。
経済産業省のDXレポート2の資料の一部を抜粋しました↓
DXに取り組まれている企業や組織であれば、「ある、ある」という内容じゃないでしょうか。
企業であれば、各レイヤー(ポジション)で観点が異なるため、まずは言葉の整理から始めることをおすすめします。
言葉を整理して、行動指針を定義して、ゴールを設定するといった流れでしょうか。
よくあるのが、デジタイゼーション(単なる電子化)が目的になってしまって、DXまでたどり着かないケースです。
部分最適ばかりに目がいって、全体最適にならない典型ですね。
その他には、DX推進室のような特定部門に丸投げですね。
部署を立ち上げるのは良いことだと思いますが、全社の課題を解消する取り組みが進められない限り、浸透は難しいのかな。
繰り返しになりますが、なぜ、何、どうやってを、ひとつずつ解消していくコミュニケーションが大切です。
DXって、やる方は良いけど、やらされる方は、腹落ちしていないことがあるんじゃないのかなぁと思います。
それやって、どんなメリット、ベネフィットがあるの?という疑問状態のままということですね。
これを解消するような目的やゴール設計が必要で、それを全社巻き込んで実践すると、一歩(半歩かも)先へ進むのではないでしょうか。
DXの基礎的な資料と伝え方はある程度完成したので、これからはより実践的で具体的な対応策を提供できるようにしようと、資料作りに勤しんでいます。
いいなと思ったら応援しよう!
