次世代モバイルコンビニは新たな移動販売のスタイルになるのか
興味深いニュースがあったので、シェアします。
米国ロサンゼルスのロボマートが、移動販売+アプリ決済を連動させたサービスを展開しました。
一見すると、既存の移動販売ビジネス?かのように見えます。
このサービスは、ロボマートのアプリのユーザーが、2~5ドル(約228~570円)の料金を払えば、店舗(移動販売車)を自分のいる場所へ呼び出すことができるというもの。
完全に無人の移動販売サービスかと思いつつ、人が運転して、希望者のもとへ車を走らせて、お届けするのです。
モバイルコンビニと言ってしまうと、ミスリードしそうになりますが、ロボマートは店舗からの仕入れをせずに、ある小売業者が移動式の店舗を借りて、どの商品をどの価格帯で仕入れるかを決めるようです。
それで、ロボマートは車両を提供し、サービス用の人員を配置し、自社のアプリとチェックアウト技術で取引のバックエンドを処理するという構造。
現在は、食料品、スナック、医薬品、カフェ、アイスクリーム、ファーストフードと、ブランドのタイプに合わせて6種類のモデルがあるとのこと。
ロボマートのCEOを務めるアリ・アハメド氏のコメントです↓
「小売業者には、ロボマートを自社店舗の延長だと考えてほしい。これは小売業者にとっての新しい小売チャネルだ」
顧客は呼び出し料金と、購入する品目の価格だけを気にすればよいと、言っていますが、移動販売が手軽に呼べて、決済もスマートになると理解しました。
「ドライバーは乗っているが、窓は着色されており、利用者はドライバーと会話しない。すべての取引はロボマートのアプリで行われるため、チップも、追加のサービス料金も支払う必要がない」。
とのことです。
完全に無人の移動販売だったら需要がありそうですが、人件費のコスト改修にもうひと工夫必要な気がしました。
とはいえ、商品を選べて、その場で購入できるという発想は素晴らしいですよね。
コンビニに行くのではなく、コンビニを呼び出すというアイデア。
商品数が増えれば、消費者の需要に適した供給が可能になると思います。
日本でもこのモデルは実現可能だと思うので、どなたか是非!
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