ITコンサルとDXコンサルの違いは?
ITコンサルタントはよく聞くかもしれないけれども、DXコンサルタントはあまり聞いたことがないという人も多いかもしれません。
近年では様々なものにおいてデジタル化が進んでいて、それに伴ってビジネスも大きく変化していると言えるでしょう。
ユーザーの生活にも大きな変化が訪れていますが、このような変化の中で注目を集めているもののひとつがDXコンサルタントと呼ばれるものです。
コンサルタントと聞くとITコンサルタントを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、この二つは大きく異なります。
まず最初に、ITコンサルの場合には、システム開発全般の知識を活かした上で、ITを利用している顧客の課題や問題を解決するための提案を行う職種のことを指します。
ITは業務改善が基本的な分野といえるでしょう。
IT全体のマルチプレイヤーである必要があります。
システム開発などに関わるわけではなく、知識を使ったコンサルタントとしての業務が中心です。
その一方でDXコンサルの場合には、新規事業を手掛ける役割もあります。
デジタルトランスフォーメーションはデジタライゼーションを行うコンサルタントのことで、リゼタライゼーションを行うことにより、既存の業務のデジタル化を図り、新しい価値を生み出さなければなりません。
ITについてのコンサルも確かに必要ではありますが、DXコンサルの仕事は新規事業も手がけることです。
導入されたシステムや既存のシステムに関するコンサルティングを行うい、導入を行うかの決定、そしてそこから進めていくもの、つまり変革をデザインするということです。
似ているようでも大きく業務は異なることを覚えておくと良いかも知れません。
コンサルタントは様々なスキルが必要とされますが、その中でもDXコンサルは特に必要なスキルが多いといえます。
DXは経営改革でもあるため、コミュニケーション能力を始めとし、論理的思考力、そして提案力なども必要であり、企業の需要に合った提案を行なった上で、企業の発展に寄与していく必要があります。