同期型と非同期型のコミュニケーション
同期型は、電話や会議、特に現在ではオンライン会議(ZoomやWebex)などのツールを用いて、リアルタイムで行われる即時性双方向コミュニケーション。
非同期型は、EメールやLINEなどのツールを用いて、空いた時間に行う片側受発信コミュニケーション。
非同期型のメリットは、相手または互いの時間を拘束しないことにあります。
テレワークが推奨されて、オンライン会議の需要が高まり、否応なく慣れないツールを使って、バーチャルで同期型のコミュニケーションをとっている企業が多いと思います。
この流れに、ちょっと疑問があるのです。
今まで、対面会議が主流だったため、オンラインになって、どうやって会議を運営しようという発想から、オンライン会議を行っていると思うのですが、実際にやってみると、同期型じゃなくても良いものがかなりあるなぁ~と思うんですよね。
もともと、会議のあり方を見直す切っ掛けにもなると思いますが、単純な報告やミーティングなどは、非同期型で十分ではないのでしょうか。
今までやってたから、リアルをバーチャルにという思考停止状態なのかも知れないです。
決裁や議論が必要なケースにおいても、○月○日(○)○時までにコメントをもらうよう期日を切って、異論がなければ承認するなど、個々の時間を尊重した、非同期型のコミュニケーションが今後増えてくると思いますし、それに関連したツールも充実してくるのかなと。
同期型と非同期型の組み合わせが、今後のビジネスコミュニケーションのカギを握っていると思います。
また、今までやってきたことを単純にデジタル化するのではなく、業務効率や生産性向上のために、業務をどのように設計すれば良いのかという根本から考え直すタイミングなのではないでしょうか。
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