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JEITAがデジタルイノベーション市場の世界需要額見通しを発表

JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)は、社会課題を解決する先端テクノロジーをはじめとする、デジタルイノベーション市場の世界需要額見通しを発表しました。

この調査は、主要国政府の政策や海外先進企業の動向など公知情報の分析と、国内先進企業へのヒアリングをもとに推計したものです。

●デジタルイノベーション市場の世界需要額は年平均13.1%で成長し2030年において2兆3,525億ドルに達する見込み
●Web3.0/ブロックチェーンの世界需要額は2030年に1,136億ドルを見込む
●量子コンピューティングの世界需要額は2030年に607億ドルを見込む
●メタバースの世界需要額は2030年に1,866億ドルを見込む

今回の調査では、各国政府の戦略などをもとに影響の大きい7つのテクノロジー要素(「Web3.0/ブロックチェーン」「量子コンピューティング」「メタバース」「クラウド/エッジコンピューティング」「5G/Beyond5G(6G)」「AI・データ解析」「サーバーセキュリティ」)を抽出し、それぞれの技術が利活用ならびに社会実装される場面を想定して市場規模を推定、2030年のデジタルイノベーション市場は2兆3,525億ドルに達すると見通しました。

昨今のDX浸透やデジタルシフトのトレンドを見ると市場拡大は予想通りですが、思った以上の予測に驚きです。

日本企業は、これらのテクノロジーを活用できる人材の開発や活用方法の探究に時間がかかり、足踏み状態が続くような気がしています。

ITリテラシーの向上やIT人材の育成が盛んではありますが、デジタルとビジネスをどう結びつけるかを考えられるビジネスデザイナー的な人材に需要が高まる予感がしています。



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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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