「あたり前」を疑うことで見えてくる改善点とビジネス現場で役立つ思考法
ビジネス現場では様々な思考法が必要となってきます。
その中でも、あたり前を疑うという思考法は非常に役立つものです。
あたり前とは非常に厄介なものだと言えます。
お手本のような存在で、それに従っていれば間違いないというケースもありますが、必ずしも良いものばかりではありません。
既存のシステムややり方に問題があるのに、前例踏襲型の流れのせいで新たなものに変更していくことができなければ、その先もずっと悪手を打ち続けることになります。
気づかないまま古い慣習を取り入れているケースもあるため、疑う気持ちを持って改善点を発見していくべきです。
不満があるけど変えられない原因のひとつも「あたり前」の存在だと言えます。
ありがちな例としては、新入社員や中途入社の社員が会社に対して違和感を覚えたとき、声を上げても「これが我が社のあたり前」と言いくるめられることがあるでしょう。
また、声を上げようとしても他の社員や上司の「あたり前」を耳にしているせいで、声をあげることができない状態になってしまうこともあります。
上層部や多くの社員が今ある常識を疑わなければ、新たな風を吹かせてくれる存在があったとしても埋もれてしまうことになりかねません。
「あたり前」を疑うようにすれば、視野が狭くなっている状態を視野が広い状態に変えていくことができます。
凝り固まった思考がほぐれてくれるため、今まで思いつかなかったアイデアが降ってきたり、それを行動に移してみようと思えるようになったりするでしょう。
伝統や慣習を重んじることも大事なことではありますが、疑う気持ちを一切持たないことはおすすめできません。
新たな改善点の発見や視野の広がり、社員の満足度向上などの多様な素晴らしい成果を期待できるので、この思考法を積極的に取り入れてみることがおすすめです。
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