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企業の平均寿命から見る情勢変化に対応する経営の大切さ

帝国データバンクの企業トリビアが面白いです。

こうやって、わかりやすくビジュアル化されていると、記憶に残りやすいですし、短い時間で理解が深まりますよね。

そのなかでも、興味深いデータが、企業の倒産・創業です。

2020年時点では、創業100年を超える会社はたったの2%
しかも、倒産企業の約3割が30年以上の老舗企業。
コロナの影響で、老舗企業ほど倒産件数は高まっているようです。

経営者の高齢化が進む老舗企業では、後継者問題や時代の変化にどう対応するのか等、様々な課題を抱えています。

2018年の集計によれば、倒産した企業の平均寿命は23.9年で、最も長いのは製造業の33.9年だそうです。
卸売業の27.1年、運輸業の25.9年と続き、短いものは金融・保険業の11.7年となっていました。

業種によって異なりますが、企業寿命の最長が33.9年という事実を長いと捉えるか、短いと捉えるかですね。

このご時世なので、創業は及び腰かもしれませんが、企業を育ててバイアウトする目的以外は、長く生き残っていく事業を営んでいった方が、関係者間のハッピーにもつながると思うのです。

強い企業よりも柔軟に対応できる企業が生き残ると言われています。

過去の成功にこだわらず、変化の激しい環境へ順応する姿勢で経営されているか、見つめ直してみると良いと思います。

最新のデータはこちらから確認できます ↓

では、また明日。





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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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