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サービス業の業態変革
コロナの影響で、人々の生活様式はかなりの部分で変化してきました。
それに伴い、サービス業のあり方も変革を迫られています。
身近な問題としても、サービス業の閉店ラッシュは、ここ数ヶ月で顕著です。
例えば、ネット配信などが急速な勢いで進む動画サービス等は、レンタルDVDショップに大きな影を落としています。
私の家の近所でも、TSUTAYAがいつの間にかなくなっていたり、閉店セールをやっている姿を度々目にしました。
昔からお世話になっていたTSUTAYAだけに、少し寂しくも感じます。
とは言え、同じ位の金額を払えば、借りに行くまでもなく、どこでも見られる便利さは、やはり魅力的です。
ネットショッピングも活況を呈していて、パソコンやスマートフォンを眺めながら指1本で欲しい商品が家や勤務先に届けられます。
わざわざ出向いて買いに行く必要のない商品を中心に、ネットショップに依存する割合は増える一方です。
たくさんの商品を置いていることがメリットの百貨店等は、そのあおりをもろにくらいます。
ただ、昔ながらの百貨店が姿を消していくのは、やはり少し寂しさを伴います。
たくさんの思い出が詰まった百貨店なら、なおさらです。
流行廃りが激しいのも現代の特徴で、一昔前まで大行列ができていたサービス業でも、あっという間に飽きられていくのが現状です。
タピオカなどはその典型例で、30分でも1時間でも並んで購入していた若者の姿はめっきりと減り、多くのショップが閉店に追い込まれています。
そもそもタピオカは、さほどおいしいものと感じたことはありませんし生活にどうしても必要なものでもありません。
一時的なブームに終わると多くの人が考えていたなかで、その閉店ラッシュは想像できた事態ともいえます。
当たり前に人が行動し、その導線上にサービス業を展開するスタイルが主流だったものが、今後はニューノーマルに合わせたサービス業の在り方が問われる時なのですね。
早めに行動に移し、次のステージに行った者が、経営を継続できるということ、最近の市場を見ると、よく分かります。
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![荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139395343/profile_4d52bbd72e61e71dd271f87f9a5d5189.jpg?width=600&crop=1:1,smart)