記事一覧
23歳とってもがんばった。
なにかができるようになったわけでもないし、目立って誰かの役に立てたこともなかったけれど、ちゃんと自分が思う正しさを駆け抜けた、と思う。おつかれ自分。
すごく落胆したというか、もやもやしたことがあった。のに、なんでそう思ったのか言葉にできない。日記にもうまく残せない。ざらざらした気持ちだけが残っている。
痛いくらいに優しい言葉を持つ人の、そのやわらかさをつくったものが誰かや何かから受けた優しさだったらいいな、とおもう。毎日。
半年くらい前に好きな人が「同じの持ってる!」って言ってくれたお気に入りのボールペンを、わたしはその思い出込みで大事に大事に使ってきたんだけど、今日も「同じの持ってる!」って言われて相手は覚えてなかったのかーと思ってちょっと寂しくなっちゃった。覚えているわけないのに。
2024 6/15-6/16 備忘録
普段違う場所で、違う生活を営む人たちが規格化されたサイリウムカラーに還っていく瞬間。
誰もが負けじと掲げる光の先にはそれぞれの物語があった。
大音量の曲と歓声に全身の細胞が踊ってしまうような感覚。
音が質量を伴ってのしかかってきた。
凝り固まった心身が会場の熱気に溶かされて、自分として形を保っていたものがじわじわと壊れて、周囲との境界線が曖昧になる。
あの日はわたしも確かに、音楽の一部だった。
いつか失ってしまうのがこわいものほど
前回は櫻坂46さんの曲について書いたのですが、今日は長年愛してやまないPerfumeお姉さんの曲について(ガチオタやらせてもろてます、粒です)。
「いつか失ってしまうのが怖いものほど美しい」
この歌詞に出会ったのはPerfumeさんのアルバム、COSMIC EXPLORERが発売された2016年だった。
高校生になりたてで、得ることに必死で何かを失うことを考えたこともなかった頃。
いつか失う