家族や親戚だけじゃなくて近所の人にも「いい人と結婚」「早めに子どもを」といわれるたびに心がしわしわになるし、いくら実家が好きでもここでは生きられないなと思う。何の悪気もなく向けられる言葉にどんな顔でこたえればいいのかまだわからなくて、へらへらと、そうですね、しか言えない。
絶対に幸せでいてほしいと願ってやまない人たちがいて、わたしの力では誰かを幸せにするなんてたいそうなことはできないけれど、その人たちの毎日の生活を支えるのにちょっとでも貢献できる仕事に就きたいなぁと改めて思った。妥協しない。
マジョリティにマイノリティの何がわかるのか。自らの特権性を棚に置いてマイノリティの苦境を透明化しようとする人を目にするたびに背中が凍る。でもどこかでわたしもマジョリティとして同じことを誰かにしているかもしれなくて、反省の毎日。生活は続く。明日は投票に行こうね。
好きだなと思っている人がいつも柔らかくて優しくてかわいくて大好きで、でもたぶんこの先「好きです」という言葉を伝えることはなくて、この人が生活にいなくなる日もそう遠くないんだろうなと思って、ずっとちょっとさみしい。
23歳とってもがんばった。 なにかができるようになったわけでもないし、目立って誰かの役に立てたこともなかったけれど、ちゃんと自分が思う正しさを駆け抜けた、と思う。おつかれ自分。