【保存版】物流テック領域で注目のベンチャー企業を5社紹介します!
こんにちは!PreVenture編集です!
今回は、物流テック領域で代表的なベンチャー企業を5社紹介します!
物流・貿易には多くの課題があり、またビジネスとしても難しい領域となっています。
物流業界についてはこちらの記事もご覧ください!
スタートアップについて効率的に知りたい!
バーティカルSaaS企業ってどんな企業があるの?
情報を整理しながら収集したい!
といった方はぜひご覧ください!
株式会社Hacobu
▼会社概要
Hacobu社は、「持続可能な物流インフラをつくる」をかかげ、物流情報のプラットフォームの構築を目指しています。
物流業界は2024年問題、ラストワンマイル問題、配達時のCO2排出問題など人手不足をはじめとした多くの問題を抱えています。
Hacobu社は3億円の資金調達を実施し累計調達額46億円になります。
▼事業内容
Hacobu社は、企業間物流を最適化するクラウド物流管理ソリューションMOVO(ムーボ)と物流DXコンサルティングHacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)を通じて、物流情報のプラットフォームを構築しています。
これまでは、物流に関わる、製造工場、創庫、運送業者、小売業者が独立しており、それぞれがバラバラに連絡を取り合っていました。
このことにより、道路状況でトラックが遅れることが知らされておらず、作業が大幅に送れる、特定の時間にトラックが集中しドライバーが長時間またされる、紙ベースのアナログなコミュニケーションで手間がかかるといった問題がありました。
そこで、物流情報のプラットフォームを構築し、物流に関わるそれぞれの事業者をつなぐことで、効率的な物流、一気通貫したスムーズなコミュニケーションを実現しています。
・トラック予約受付サービス「MOVO Berth」
・動態管理サービス「MOVO Fleet」
・配送案件管理サービス「MOVO Vista」
を開発・提供しており
これまでに利用事業者数が1万2000所超、累計利用ドライバー数は46万超といった実績を残しています。
▼最近のニュース
株式会社ロジクラ
▼会社概要
ロジクラ社は「世界のモノを最適化する」をミッションにかかげ、在庫管理を主としたクラウド物流プラットフォーム「ロジクラ」を開発・提供しています。
2023年5月8日には経営体制を変更するなど今後に注目の物流テックベンチャーです。
▼事業内容
在庫管理SaaSソフト「ロジクラ」は低予算で自社物流の効率化実現をサポートします。
ロジクラは面倒な発送業務を効率化することで、ミスや無駄をなくすことができます。
発送業務には、注文件数に対して人手が足りない、紙・エクセルなどアナログで煩雑な管理などの課題があり、発送作業のミスなどが起こっています。さらに、インターネットでの購入も増え、商品の管理はより複雑になっています。
そこで、ロジクラではリアルタイムの在庫管理から、社員間での在庫の共有までをスマホ・PCで行えるシステムを提供しています。
ロジクラを利用することでリアルタイムでの在庫管理が行えます。そして、拠点ごとの在庫も把握することができます。さらに社員に対して権限を設定することで、在庫情報の管理・共有を行うことができます。
他にもラベル印刷やロット管理、有効期限管理の機能が搭載されています。
そして、ロジクラにはこれらの機能を無料、低コストで利用できるという特徴があります
▼最近のニュース
株式会社オプティマインド
▼会社概要
オプティマインド社は「新しい世界を技術で創る」をミッションにかかげ、世界のラストワンマイルを最適化することを目指しています。そしてオプティマインド社が開発・提供しているのが、走行データ学習型配車システム「Loogia」です。
2022年12月12日にはシリーズBラウンドで20億円を調達しています。ピーター・ドラッカーが「最後の暗黒大陸」と名付けた物流の業界に挑戦するベンチャー企業です。
▼事業内容
走行データ学習型配車システム「Loogia」はラストワンマイル配送における、配車計画・配送ルートの最適化を実現する『AI×Vertical SaaS』です。
Loogiaではどの車両が、どの配送先を、どの順場で、どういうルートで配送するのが最適なのかを自動計算してくれます。車両や配送先などのデータを入力することで配送計画を自動で作成してくれます。そしてルートはアプリで確認することができ、配送状況や勤怠進捗を事業所で確認することができます。
Loogiaでは単にルートを検索するだけでなく、実際の走行データなどの制約条件を加味してAIが最適で実現性の高い配送計画を作成してくれる点にあります。
▼最近のニュース
株式会社Shippio
▼会社概要
Shippio社は、「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションにかかげ、貿易業務を効率化するクラウドサービスとフォワーディング業務をワンストップで提供しています。
フォワーディング業務とは、顧客の依頼を受け、海上輸送・航空輸送・陸上輸送などを利用した貨物の輸出入のトータルコーディネートに関する業務です。Shippioは日本初のデジタルフォワーダーで国際物流のオペレーションにも精通しています。
2022年9月28日にはシリーズBで16.5億円の資金調達を実施しており、累計調達額は約30億円となっています。
▼事業内容
Shippio社が提供している貿易業務の効率化クラウドサービス「Shippio」は、導入することで貿易業務量が約50%削減などが期待でき、企業の貿易業務をデジタルの力でサポートしています。
Shippioにはシップメント管理、費用の透明化、貿易書類。支給所の管理、円滑なコミュニケーションの4つの特徴があり、国際物流の見積もり・発注から貨物のスケジュール調大麻でクラウド上で一元管理し、貿易業務の可視化・効率化を実現しています。
シップメント管理では進捗が分かりやすくマイルストーン表示される、マップ機能でタイムリーに位置を確認できる、遅延が発生したためアラート表示される、納品管理もリスト表示で分かりやすいなどの特徴があります。
また、クラウド用で見積もり依頼や請求書の発行、書類の管理なども行うことができます。
Shippioは、国内の大手貿易企業からも利用されるなどの実績を残しています。
▼最近のニュース
株式会社LexxPlus
▼会社概要
LexxPlus社は「自律的産業インフラへの進化を加速させる」をミッションにかかげ、物流センター・製造工場の搬送作業を自動化するロボットを開発しています。
2023年3月には14.5億円のシリーズA資金調達、5月には日本政策金融公庫から資本性ローン2億円の調達を実施するなどしており、累計調達額は20億円となっております。
さらに、シリーズAの調達と同時にアメリカにも法人を設立し事業を開始。グローバルに活躍する物流テック企業です。
週刊東洋経済の「2023年すごいベンチャー 100」において物流・貿易のカテゴリで選出されています。
▼事業内容
LexxPluss社は「Hybrid‐AMR」、「Konnectt」、「Luft‐Conveyor」の3つの製品を開発しています。
「Hybrid‐AMR」
あらゆる運搬作業に対応した次世代の自動搬送ロボット
「Konnectt」
ロボットの一括制御と現場解析を同時に実現するフリートシステム
「Luft‐Conveyor」
既存のコンベアと連携させた自動化拡張システム
LexxPlus社の製品には
「人と共存エリアでの自動運搬」、「1種類で多機能」、「国内設計・国内生産」の特徴があります。搬送作業においてハードウェアとソフトウェアを組み合わせた包括的なソリューションを提供しています。
製造工場の自動化やロボティクスの導入は話題となっていますが、実際には導入した後のメンテナンスや運用の管理・保守点検のニーズが非常に多くなっています。現場でのエラーに対応していく必要があります。そこで、製品を提供するだけでなくアフターメンテナンスや導入後の運用にも力を入れている点もLexxPlus社が注目されている理由です。
▼最近のニュース
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「物流テック領域で注目のベンチャー企業」を5社紹介しました。
今回ご紹介した企業はそれぞれの領域で注目されている企業です!ぜひご自身でも調べてみてください!
最後に。。。
弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。40問の質問に答えるだけでベンチャー企業への適性診断を無料で受けることができます。ベンチャー/スタートアップ企業で働くことに興味がありましたらぜひ参考にしてみてください!
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