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かつて高校1年生の時に、私が出会いたかった人になるまで

はじめまして。こんにちは。
仕事屋さん エツです。
とnoteでは名乗ってみます。

2008年に楽しく働く人を増やす会社(株)マインドプラスを立ち上げ17期目になります。起業当時からアメーバブログを17年間平日はほぼほぼ毎日書き続けてきました。
(これからもそちらは続けます。)

noteはずっと書きたかったです。
でも、タイミングを見ていたところがあります。

1記事目は何を書こう・・・
そう思っちゃうと、よく見せようと構えてしまうタチなので
いつも書いているブログ記事をそのままコピーして
1記事目に使いました。

1歩進んだことで、
すっきりしました。

ここからはnote用に書いていきます^^

その前に…

人生で最も悩んだ高校生だったころの私の話を先にさせてください。


高校1年生の私にとって、人生で最も悩んだ時期がありました。何が正解かもわからず、将来のことを考えるたびに不安になり、自分の価値を見失いそうになっていました。まわりの友人たちは、自分の進むべき道をなんとなく見つけているように見え、焦る気持ちばかりが募りました。

なぜ私がその時期に深く悩んだのか。その原因は、今になってよくわかります。それまでの私は、集団の中でそれなりに「できるタイプ」として過ごしてきました。ですが、新しい環境に入ったとき、そこには自分と同じくらい、あるいはそれ以上の能力や個性を持った人たちがたくさんいました。その中で初めて、「普通の自分」「できない自分」と向き合うことになり、乗り越えられずにいました。当たり前のことなのに、その時の私は自己評価を極端に低くしてしまっていたのです。

そんなとき、私は希望が欲しかったのだと思います。ただ「できない自分」でいるのではなく、「成長できる自分」になりたかった。そして、早く動ける理由が欲しかった。それが、私が高校時代に人生で最も悩んだ時期だった理由です。

その中で、私の中には一つの漠然とした憧れがありました。それは、薬剤師として働きながら複数のビジネスを展開し、働くことを本当に楽しんでいる母の姿です。働くことを心から楽しみ、家庭も大切にしている母を見て、「私も楽しく働きたい」という想いを抱くようになりました。

でも、その方法がわからない。進路や夢について友人と語り合う機会も少なく、将来への漠然とした不安は募るばかりでした。そして、自分の選択肢の少なさにも気づきました。親の仕事である薬剤師や教師くらいしか知らない私には、進むべき道が見えないのも当然だったのかもしれません。

その時、私は考えました。「もっといろんな仕事を知ることができれば、自分に合った道を選べるようになる」と。そう思い、そんな未来を見せてくれる人が私にとっての“一番会いたい人”だと思いました。しかし、後になって気づいたのです。それは間違いだったと。

選択肢が多ければ選べるわけではありません。自分自身の基準となる軸がない状態では、選択肢が多いほど迷いが深くなるだけです。本当に必要なのは、自分が何を大事にし、どう生きたいのかを見つけること。その軸を持つことで、初めて正しい選択ができるようになるのです。

そんなことを知らなかった高校生の私は、ふと決意しました。「今、一番会いたい人になろう」と。その目的は今でも変わりません。ただ、その中身は大きく変わりました。

仕事をする中で、多くの人と接し、楽しく働くことを目指して努力する人や、それにたどり着くまでに長い時間がかかる人を見てきました。その違いは、「働くこと」を考える以前に、どれだけ自分自身と向き合い、自分の軸を見つけてきたかにあると感じています。軸を持つことができた人は、目標に向かうスピードが速い。一方で、社会に出てから初めて自分と向き合う時間を持つ人は、不安や迷いの中でキャリアに悩むことが少なくありません。

だからこそ、私は若い段階で「自分と向き合い、考える力を養う」ことが重要だと思うのです。選択肢を増やすことも大切ですが、それ以上に自分の軸を作る経験が、将来の働き方を大きく変えます。

もし高校生の私が、そうしたプロセスを経験できる場に出会えていたら、もっと早く自分の未来を描けたのかもしれません。そして今、私はそのような場所を作りたいと考えています。楽しく働く大人たちと、これから社会に出る学生が出会い、自分自身と向き合いながら未来を考えられる場所。そこでは、ただ選択肢を増やすだけでなく、自分の軸を見つける経験を提供したいと思っています。

そして、私自身もコンサルタントとして、楽しく働きたいと願う人々をサポートしながら、どうやったら楽しく働けるのかを模索し、挑戦し、成長してきました。その結果、現在は楽しく働く人がたくさんいる環境の中で生活し、日々を過ごしています。

「高校生の時、一番会いたい人になる」という目標は、私の原点であり、今の挑戦の出発点でもあります。自分自身と向き合うプロセスの重要性を伝え、未来を描く手助けをする。それが私の使命であり、これからも目指し続ける道です。


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