見出し画像

a7RⅢの「ピクセルシフトマルチ撮影」を使ってみる

私は普段写真撮影にa7RⅢを愛用しています。

風景に野鳥にと、大活躍しているこのカメラですが、個人的には普段あまり利用していない機能として「ピクセルシフトマルチ撮影」というのが搭載されています。

ピクセルシフトマルチ撮影というのは非常に簡単に説明すると複数枚の写真を合成して高解像の写真を得るという機能になります。詳細は以下の商品特徴ページが参考になります。

今後noteを執筆していくにあたり、ガジェット系のレビュー記事を書く際にはもちろんその製品の写真を載せることになりますが、できれば高画質な写真を利用したいですよね。そこで、ピクセルシフトマルチ撮影によってどのくらい解像度の向上が見込めるか、試してみました。

ピクセルシフトマルチ撮影を試してみる

では実際に試してみましょう!被写体として普段使っている香水のアトマイザーを採用し、ISO 200 ,SS 1/100, F11で撮影してみました。まずは通常の写真から見てみましょう。

通常の写真

まぁ普通の写真ですね。次にピクセルシフトマルチ撮影での写真を見てみましょう。

ピクセルシフトマルチ撮影で得られた写真

どうでしょうか?この段階でも結構分かるレベルで解像感が改善されていると思います。ピクセルシフトマルチ撮影での写真に対して、通常の写真は若干もやっとしているように感じます。

特に、中央のライン部分のようなエッジのある箇所はわかりやすいですね。拡大してみましょう。

通常の写真


ピクセルシフトマルチ撮影で得られた写真

拡大してみると解像感の差が如実に現れるかと思います。全体的な傷や汚れなども、気の所為では済まないレベルでよりはっきりと描写されています。ここまでの差が現れるのであれば、今後の小物系の撮影では積極的にピクセルシフトマルチ撮影を活用していきたいですね!

a1, a7RⅣが欲しくなる

a7RⅢのピクセルシフトマルチ撮影を試してみて、これでも十分に綺麗な写真を撮影出来ることが確認できました。しかし、よりハイグレードなa1やa7RⅣではより高品位なピクセルシフトマルチ撮影を行うことが出来ます。a7RⅢのそれは4枚の合成しか出来ないのですが、これらの機種は16枚の写真を合成することが可能です。a7RⅢの時点でもとても綺麗なので、これらの機種がどれほど高解像な写真が撮れるのかとても気になって欲しくなってしまいました。

余談

今回の小物撮影には、以前のAmazon Prime Dayで入手した以下の撮影ボックスを利用してみました。

普段はとてもコンパクトに収納できつつ、展開するとそれなりのサイズにすることが可能です。内部の照明も十分に強く、屋内でも実用可能なシャッタースピードでISO100での撮影ができました。この手の製品を使ってみるのは始めてですが、なかなか使い勝手が良かったのでオススメです!

※Amazonのアソシエイトとして、ぷれすらは適格販売により収入を得ています。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集