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子育てに「正解」や「ライフハック的な」ものなんてないよね。ちなみにコツもない。じゃあ何を指針にしようか?

こんにちは!Prepareのミヤギサオリです。
今日はこんなテーマで書いていこうと思います。


子育てに「正解」や「ライフハック的な」ものなんてないよね。ちなみにコツもない。じゃあ何を指針にしようか?


子どもを産んで3年半。
【子育て=自分育て】とはよく言ったもので、本当にこの3年半で自分にもいろんな成長があったなぁと思います。

産後しばらくはライフハックや子育てハック的なことを探していたし、自分自身インスタでもそのようなことを発信していた時期もあった。

誰かが教えてくれる「正解」を探していた。
よくググったし、タグったし、聞いたし。誰かに教えてほしかった。

今わかることは、子育てにまじで「正解」はないし、コツなんかもない。
だから誰かに聞いてもまじでそこに答えはない!

じゃあ、今はどんな風に日々過ごしているかというと、ただただ、毎日
「子どもと親がなるべく楽しく笑顔でいられる選択をすること」
②「どうしたら良い親子関係を築けるか」

という2つのことを意識して過ごしている。

これって100家族あったら100通りなのよ。
だから、誰かに聞いても答えはそこにないってこと。


例えばうちの場合。


食事中の立ち歩きがひどくて。
保育園では「いただきます」から「ごちそうさま」まできちんと座って食べているのになぜなのよ?

食事中の立ち歩きは親としてもとてもストレス。
まだ上手に食べられない1歳の子なんか、手や顔にべたべたカレーをつけてソファに向かっていくんだからまじで勘弁して、って感じでしょ?

ネットでもインスタでも調べたし、保育園の先生にアドバイスも求めたよ。

まずは「ごはんのときは座ろうね。」「ごちそうさましてから遊ぼうね。」声かけは何百回も何千回もしてきたよ。

そして「もう次立ったらナイナイだよ。」と予告し、立ち上がったら食事を下げる。そこで、「また食べたい!」って意思表示があり、ちゃんと座れたら出す。

子どもは賢い。“また座れば出してもらえる”って分かるから、また立ち歩く。笑 その繰り返し。

ここから本当に徹底したいならば、
「一度下げた食事は再度出さない」とか
「親も途中は離席しない」というルールがよく言われている方法。

我が家ではこれらがなかなか徹底できず。
親もちょこちょこ台所に取りにいくものが発生するとか、おかわり入れる、とかで立っちゃうんだけど。←

上の子3歳、下の子が1歳くらいの頃までは、私は食事の度にイライラしていたしもう座ってくれよ‥って心の底から思っていた。

でもさ、なんでこんなに座ってほしいんだろう??って、掘り下げて自分の感情を考えてみたときに、もちろん部屋が汚れるとかもあるんだけど、それは手や顔をソファにつける前にこっちが拭いてしまえば大丈夫なわけ。

一番は「マナーをきちんと身につけさせなくては」という思い。

もっと正しく言えば「マナーをきちんと身に着けていない親だと思われなくない。」だった。


自分がきちんとしている親として見られたいがために、子どもを叱っているなんて。


と自分の本音にハッとしてからはイライラが段々となくなったし、別に一生立ち歩くわけないしいいか~、って思うようになった。

そして、大切にしているポイント。
「子どもと親がなるべく楽しく笑顔でいられる選択をすること」
②「どうしたら良い親子関係を築けるか」

があるから、
食事中に立ち歩きがあるとき、もう叱らない。うちの場合は、それが親も子も笑顔でいられるって思ったから。
今は遊びたいんだね~って子どもの気持ちを肯定しつつ、
「食べ終わってから遊ぶ方がいいよ~」
「座ろうね~」と声かけはし続け(場合によっては下げちゃうけど)
内心「いつかは立ち歩かなくなるよね~」って淡々と過ごしてる。

子育ては長い長いマラソンなのよ。
そんな感じでゆるーーくやっていかないと続かないし、お互い親子やめたくなっちゃうだろうと思っているのです。(もちろん、これは1つの例えであって家庭の指針によって絶対に食事中の立ち歩きはやめさせたいならやめさせればいいし、叱り方や普段の接し方が大事だよね)

現に3歳半のお姉ちゃんはここのところしっかり座れるようになって、
妹に「食事中は座るんだよ~」って教えてくれるまでになっている。
やっぱり、無理に頑張ることないんだな、子どもの成長を待てばいいんだね、って教えてもらいました。

ちなみに外食の際、家族以外で食事をするときに迷惑がかかるという声もありそうだけど、よっぽど大声で叫ぶとか走り回るならもちろん論外だけど、そこまでじゃないなら、子どものすることだよ、いいんじゃない?って思ってる派です。怒る人はどうぞ怒ってください、って感じ。笑


親と子の境界線をきちんとひく


栄養のこともそう。「せっかく栄養バランスを考えて作ったのに!!なんで給食では野菜も食べるのに家では食べないのよ!!」

という怒り心頭していた頃もあったけれど、それも変わった。

「栄養バランスよく作りたかったのはあくまで私。それを受け取るかどうかは相手(子ども)に委ねよう。」って私と子どもの間できちんと境界線をひけるようになってからは、とても楽になった。

母親と子どもって精神的に近くなりすぎる傾向にある。
私は特に自分にその性質があるって自覚があるから、普段から気を付けてはいるんだけど、まだまだできてないことも多々。

今は食事中は楽しく、自分がご飯を美味しく食べることに尽力しています。笑(ママの上に座りたい、ママ食べさせて~な毎日ですが)

子どもからしてもさ、しょっちゅう怒られて、「頑張って食べよう!」って励まし(無理強い)され続ける食事タイムなんて嫌だよね。

あの頃は「ママ、怒らないで。ママ、笑って!」って言われてたな、、、最近言われなくなったかも!これは本当に嬉しい。


親が子どもにしてあげるべき一番大切なことは、安全基地になること。

マナーを教えることも栄養をまんべんなく与えることも大事だけど、優先順位はその下にある。

我が子の絶対的な安全基地になるためには
①「子どもと親がなるべく楽しく笑顔でいられる選択をすること」
②「どうしたら良い親子関係を築けるか」
という視点を常に持つことが大切だと思うのです。

そしてその為に必要なのは、自分の感情を掘り下げどう扱うか、と、子どもの感情にいかに寄り添えるか。という技術だと思うのです。

また、勘違いしてほしくないのは、「子どもの要求を全部受け入れる」とか「わがまま放題させる」とは似て非なるものだってこと!

危険なこと、人を傷つけることをしたらめちゃくちゃ叱るべきだし、子どもの気持ちに寄り添いながらも、社会生活で必要だと思われることは何百回、何千回伝え続けていく。それが私たちの役目です。


おわりに


Prepareの講座内では、このような感情の取り扱い方や、親も子も幸せになるための心の土台について学べます。
「昭和の教育」を受けて育ちながらも、新しい「令和の正解」に日々もがき苦しむ現代の子育て世代。子育てが辛い。自分は子育てに向いていないと思い悩む子育てママ・パパに。
もっともっと子育てをたのしく!そんな講座を準備中です。お楽しみに♪

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