No5 🛠〜店作り トラブルは尽きない

さて、近隣とのトラブルは意外と多いものです。
ゴミ出しの苦情や騒音、匂いや煙の苦情、ダクト油の苦情など、、、
例えば自転車の置き方一つとっても苦情の対象となります。

十分に対処しているつもりでも、思いもよらぬ細かい事で苦情を受ける事があります。
こちらからしたら理不尽な、、、と思うような事でも苦情を受ける事もあります。
まずその辺りは予めのリサーチで察知しておきたいところです。
隣はどんな人が住んでる？
隣の店の店主はどんな感じ？

挨拶は何よりの緩衝材

挨拶はとても大切です。
それは今も昔も何一つ変わりません。

“向こう三件両隣” の言葉通り、特に両隣や向かい側、店舗であっても民家であってもそれは同じ事。
小さな菓子折り一つ持ってご挨拶、そのくらいの事はしておきましょう😀

何もトラブルありきではありませんが、
すれ違い座間に “こんにちは” それから“店先の掃除”
出来るだけ欠かさずに、、、スタッフにも徹底すべき事です。

ある高僧曰く～掃除は無言の挨拶、コミュニケーション。

民家なら玄関先の掃除、店舗なら店先の掃除、、、
店舗が上階にあっても入り口が路面であれば同じ事。

仮に貴方自身、又は店のスタッフが 挨拶を欠かさない 小まめに店先の掃除をしている としましょう。
そうすると、貴方がどういう思いでそれをしているかに関わらず、貴方の人柄や仕事に対する向き合い方など、、、近隣周辺の貴方や店に対する見方はポジティブな感情になります。

それこそが今後の近隣との長い付き合いの上で重要になってくる。

常日頃のちょっとした触れ合い、コミュニケーションさえ取れていればトラブルも未然に防げる、例え起きたとしても拗れずに済むものです。
大事になれば商売がしずらくなってしまう、挙句は訴えらるてしまう、、、
まさか！
そう思われるかもしれませんが、決してあり得ない大袈裟な話ではありません。
一度拗れると解くのは大変です。
拗れないようにする、これが何より一番です。

近隣とのストレスは抱えない事。。
これは商売繁盛の鉄則です！

そのためには常日頃からコミュニケーションを測っておくことが大切なのです🙇

トラブルといえば施工のトラブルも、、、

店舗造りでもトラブルは付きものです。

以前、私が監修した店で起きたトラブル。

壁紙をサンプルから選定。
色味や質感、施主であるオーナーさんはとてもお気に入り、、、。

ところが、店がオープンして早々、馴染みのお客様からクレームが、、、。
壁がざらつき衣服（冬期でコートなど）に壁の素材が擦れる落ちる、コートにも傷がつくと、、、
“確かに”、、、。
そんな壁紙に大慌てするオーナー。

これは施工業者の説明不足でもあります。
こんな素材のザラつきと素材が擦れ落ちるなんて事、小さなサンプルからでは素人のオーナーには分かりようがない。
壁紙を選定する時点で事前の説明があって当然のことです。
それ以前に、この施工業者はいくつかのお勧めサンプルの一つとしてこの壁紙を提案されたのです。
よくこれが壁紙として存在するな、、、そう思えるほどの欠陥です。

側からしたら、それでも オーナーの吟味が甘かったと 指摘されても仕方ありませんが、まさか素材が擦れ落ちる壁紙なんて、オーナーは考えにも及ばないわけです。

結局、壁紙の全面張り替えとなりましたが、その間は已む無く休業。
張り替え代金は業者持ちとなりましたが開店間も無くの休業、予約のキャンセルは非常に痛い損害となったわけです。

他にも、後々よくある不具合としてはエアコンの吹き出し、客席への風向きに対する不具合。
直すとなると大工事になります。
その辺りはようよく確認の上に設置場所を決めてください。

カウンターの高さや面幅についても完成後に判明するよくある不具合ですし、照明の配置にも十分に確認チェックをする必要があります。

きっと施主となるオーナーの貴方は内装工事については素人。

是非とも、詳しい第三者の方と共に内装設計を進めていきたいところです。

👉　🧮〜非接触型は果たして効率的か？　につづく