👉No1-４　店舗探し　焦りは禁物

テナント選び〜時には事業計画の見直しも！

老婆心ながら🙇

新規開業、、これから独立しようというスターターにありがちな考え方として
　“今、店を出す！” 　という頑なな、いってみれば呪縛のような強い思い込み。
これは少々注意したいところ。

当初はこのエリアで、この通りに面した路面店で坪数は◯坪前後、家賃単価もこの位でターゲット層はこんな風で、、、etc
客席が◯席で平均◯人来て、この位の売上が見込める。
大丈夫、こうすれば経営は必ず軌道に乗る、、、。
こんな風に、それなりの事業計画、構想が出来ているはずです。

しかし多くの場合、思い描いた理想のテナントはそうそう見つからないのが現実。

っで、問題はここから、、、。

「 やがて段々とテナント探しのエリア範囲が広がっていく。
　 表通りから路地裏へ、そして一駅ずれ、もう一駅ずれる。
    店舗面積や形状も当初の考えと少しづつずれてくる、、、etc 」

挙句　〜その分、家賃も下がっていいか、、、そんな風に自分を納得させる😣〜

何を伝えたいかというと、そうして違いやズレが生じた状況で果たして今アナタの頭の中にある事業計画が、思い浮かべている構想がマッチするのか？、、、
今一度、見直す必要があるのではないだろうか、、という事です。

例えばこんな風、、、

当初考えていた街やエリアには、大きなオフィスビルを中心に小さな事務所も多くあって、、、だからランチ需要が十分見込めて、夜の飲食需要もある程度見込め、客単価もこのくらいに設定出来るだろう、、、。
そんな思いで事業計画、構想を練っていたとしよう。
しかし思い通りのテナントは無く、今契約をしようと考えているテナントの環境は当初の考えていたエリアとは明らかに違う。
たった一駅ズレたこの場所には大きなオフィスビルは無いし、どちらかといえば
小さな事務所が点在する住宅街、、、。

果たして、頭に浮かべている事業計画（特に収支）がマッチするかどうか？

路地裏の行列店

理想の場所から外れるのはむしろ当たり前と考えるべき

そこで今一度 事業計画を見直す事ができるか？

ここの場所でなら、こうすればいけるぞ！
そう 自分自身が納得できる、前向きになれる計画を再度描けるか？、、、
これはお店を継続運営していく為に大変重要なことです。

駅近に拘るのか、その街のブランド・エリアに拘るのか、、、学生街かオフィス街か、住宅街が混在する街か、、、
夜の需要が見込めるかそうでないか？
土日に人が集まる人気スポット？それとも土日は閑散とした街？

ご存知の通りそのエリアなりの傾向や特性がありますよね😃

当然、ターゲット層は明らかに違ってきますし客単価も違ってきます。
提供するメニューや繁忙時間帯も違ってきます。
こうした諸々の想定を加味してアナタは事業計画を練ったはずです、、。

そうした想定からどれだけ離れてしまうのか？どれだけ違っているのか？

出店した後になって色々と悔やんでも “時既に遅し” 。
そうならないよう　プランB　は大切です。

事業計画〜ズレの許容範囲を把握しておこう 🧮

テナント探しでよくあるのが、ここ！ここしかない！
この直感的、運命的な出会い、、そんな風に強くインプットされてしまう、、。
こんなケースです。
商売ですから時には強引に貫く事も必要な場合がありますが、、、
直感が功を奏すのは冷静な時だけ。

果たして本当にここで大丈夫？
特に予算は大丈夫？運転資金に無理が生じない？
アナタの思い描く業態の店がマッチする？、、、etc

冷静に事業計画を見極め、この程度の家賃高ならやって行ける、、、
むしろ、こうすればこの場所の方が利益を上げられるかもしれない、、、。
例えばそんな風に、冷静でポジティブな見直しができれば問題ありません👌

ここで、この場所でこの環境でいいのか？　

今一度、自問自答してみてください🙇

事業計画をしっかりと冷静に把握しているアナタならきっと大丈夫ですね😀

　👉No2開業資金につづく