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No-11 新たなチャレンジを始めた店の話 

“ 全然期待してないよ ”

39歳、ある居酒屋経営者のお言葉、、、。

「夜の客戻りは全然期待してないよ、もうそんな事考えてないし、、、」
昨年末、この居酒屋さんは夜営業の時間短縮を決めました。
今は新しい事に 全集中 😅 
とても楽しそうに邁進していますです。。

以前は23時ラストオーダーとガッツリと営業していた23坪のお店です。
今は21時ラストオーダー。
ほぼ22時には閉店できるそうです。

“十分です、、むしろ今の方が身体も楽だしいいです”、、、
そんな風に仰る。

きっかけは人手不足。
いくら募集をかけても応募が来ない。
無駄金になっていく募集広告はもう出せない、、、。
コロナ対策が有耶無耶になってきた昨年半ば以降から従業員の募集広告を
継続するも全然ダメ、、、。
何人かは雇用したもののすぐに辞めていった、、、。

コロナ禍に入り、雇用調整など補助金申請をせずに従業員を減らし何とかやりくりしてきた。
”雇用調整金申請しておけば”と笑っている。

きっと、こんな状況の飲食店は少なくない?

この店の諸々詳細は省きますが、
でもこの居酒屋さんは、新しいことを始めました。

お魚の調理代行とお魚料理教室

これが実にいい👍

昼間のバラエティー番組での主婦の言葉でピンときたと、、、。

家で魚を捌けない、焼き魚はしたくない、、、
でも健康の為に魚は食べたい、家族にも食べさせたい、、

この言葉に感化されたらしい。
しかも “魚を捌くだけなら自分一人で出来る”

もしかしたらと張り紙をした。
“魚料理代行します、、、アジ一尾から”

そしたらそこそこの問い合わせがある。
近くの高齢者の方から食事を作ってくれないかしら?
そんな問い合わせも来るようになったと😃

このご主人は堅実で、このまま地味に続けていく、今はとにかく地道に続けると。
それで認知されて需要があると確信が持てたら地域に密着した本格的なサービスを始める。
色々アイデアが湧いてきているという、、、。

お居酒屋の経営状況、売上も昨年比較で少しづつだが確実に回復している。
夜の営業時間短縮の影響は何もない。
むしろ短縮した分の経費も削減されていて結局は好影響を示している。

確実に流れが好循環になった。
もうあとは前に進むだけ😤

👉  No12-紆余曲折な話につづく



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