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「不味いお土産」はなぜ生まれる
食のブランディングを支援している仕事柄、地方をまわると必ず道の駅やお土産屋に立ち寄ります。
そこには趣向を凝らしたパッケージの商品がずらり。昔に比べて地方の隅々までデザインが染み渡ったなぁ、と感慨深くなります。20年前、デザインの世界を目指したのはこういった売り場を見て「もっとこうすれば売れるのに…」とか「何でもっとこだわらないの…」とか思っていて、この世の中はデザインでもっと楽しくなると信じて
STUDIOのブランディングを支えるもの
先日STUDIO代表の石井穣さんとコミュニティマネージャーのMaayaさんをお招きして福岡〜熊本〜宮崎の3箇所を巡る公式ワークショップ九州ツアーを開催しました。
福岡イムズ地下の「Garraway F」で代表石井さんの挨拶から九州ツアースタート!まずはSTUDIOを作ることになった経緯と簡単な機能紹介。
バトンタッチして講師は「gaz」の吉岡ヤスさん、撮影は三吉アキさん。
軽快にデモサイトが出
「価値を上げる」=ブランディングって本当?
最近SNSを流し読みしていた時に「ブランディングは価値を上げること」といったタイトルの記事が目に留まりました。
「…ん?」
と、どこかに違和感を感じながらも後で読めばいいやとスルーをして結局その記事が見当たらないというよくあるパターンでモヤモヤしてます 笑
でのこの違和感、初めての感覚ではないんですね。
ブランディングについてお客様から相談をいただいてる時にも感じることがあります。それは、
30年前のチーズケーキとブランディングディレクターの仕事
昔からチーズケーキが好きでした。
甘いものはあまり食べないのですがチーズケーキだけは別で、カフェを経営してた頃も毎日せっせと仕込んでいました。カフェを閉めたあともチーズケーキの専門店を開く計画を立てるほど(頓挫しましたが)。いまだにあちこちのチーズケーキを取り寄せては家族と楽しんでいます。
そんなある日、とある企業からリブランディングの依頼がきました。
地元でお菓子を製造している会社で、企業
ブランディングの正体〜Minimalから学ぶ「こだわり」と「顧客体験」
あなたは今までに心を捉えて離さないようなブランド体験をしたことがありますか?
一瞬でその商品やサービスのファンになり、暇さえあればネットで情報を集め、頼まれてもいないのに周りに宣伝してしまう。否定的な意見を見つければ「いや、そうじゃない」と憤慨し、そのブランドに代わって反論する。
一般的にこのような人たちをロイヤルカスタマーと呼びます。昨今ブランディングの世界では顧客をファン化させ、如何にこの