フードデリバリー店、テイクアウト店の作り方 4
最近さらに新店舗として、デリバリー専門店、バーチャルレストラン、ゴーストクラウドキッチン、宅配専門店舗としてオープンしているお店が増えています。
既存飲食店の新規登録、新規加盟のお店も、ウーバーイーツ、出前館、WOLTなどへの進出も目立っています。
Woltに至ってはサービスエリア拡大しています(例、東京)ので、新たなサービス地域の飲食店は参加されている事でしょう。
さて、デリバリー店舗として参加店が増え、サービス地域の拡大もあり、益々盛況なこのフードデリバリー、テイクアウト業界ですが、今後も
需要はあるのか? ないのか?
確かに、春や秋の外出をしたくなる季節は、特に既存店舖のランチ需要は年間を通して大きな売り上げになっていると思います。
イートインタイプの接客が主体のお店は客席を回すことで、デリバリーオーダーに対応するのがとても大変である事が想定できます。
(余談ですが、万が一この時期にランチ需要が伸びないお店は、大きな改善が必要です。まだまだ、お店の伸びしろがあるという事です。)
フードデリバリーサービス各社発表のデータですと、需要は伸びているという報告を見ることはできます。
これは、サービス地域拡大もあり、加盟店が広がっていることが利用顧客のニーズに合っているからかと思われます。
外出規制や行動制限の緩和によってフードデリバリーの需要は少なくなるようなイメージかも知れませんが、フードデリバリーサービス各社はいろいろなキャンペーンをして、集客に力を入れてくれています。
特に、ゴールデンウイークの出前館の需要はキャンペーンもあり非常に強力でした。
また、デリバリー配達員にとっては、陽気の良いこの時期には配達員の増加などもあり、閑散期と呼ばれていますが、それでも市場規模は大きく需要は伸びている次第です。場所によっては時給2000円以上に換算されます。
肝心の店舗の売り上げは、上がっているのかどうか?
ライバル店の新規参入、新しい業態、新店舗などが軒並み参加するので
ある意味、飽和状態な地域もあります。
数年前からフードデリバリーサービスをご利用している先見の目がある経営者は、以前より「鳴りが悪くなった」「注文が入らい」と感じておられるでしょう。
ただ、これは実店舗を構えられている時と同じで、近所に新店舗ができれば一時的にそちらにお客様が流れるという事と同じなので、よくある飲食店の戦いであり、当たり前のことで想定内です。
当然、開店休業のお店もあります。せっかくウーバーを導入しても鳴らない。注文が全く入らない。
それとは逆に、相変わらず人気の鳴りやまないお店もあります。
勝ち組、負け組と双方がいます!
人気店はまねされる
人気店は今でも人気でオーダーが止まらない状態です。
しかし、多くのお店、企業がこの人気店のメニューを研究しています。
そして、コピーをして販売しています。
店舗名は勿論変えていますが。
利用者、お客様は似たようなお店の中から好きな1店舗を使い続けます。
例えば、サラダ店の人気ラインナップメニューをコピーします。
同じような店舗を作ったとして、結果はどうなるか?
本家より売り上げが上がる店もあります。
全く売れない店も出てきます。
立地、地域の需要もあるかもしれませんが、一番大きな問題として
完璧なコピーではなく、ある1部分のコピーであり、コピーの不完全による失敗が考えられます。
フードデリバリー店舗やテイクアウト店、宅配専門店、バーチャルキッチン、ゴーストレストランなど行う、サービスの開始にあたり、
必ず押さえておきたい事
があるのですが、この肝心なことを全てマスターしていないと、何かが原因でお客様のリピートにはつながりません。
既存店もそうですが、フードデリバリー店も同じで、リピート顧客の獲得は重要です。
必ず押さえておきたい重要ポイントは次回にご紹介したいと思います。できれば、皆さんも考えておいてください。
ヒントとして、
ゴールデンウイーク明けの、マクドナルドの注文数が多いです。
年間を通して本当に強いマクドナルド。
店舗でバイク便や自転車便を用意しているところも多くなってきました。
やはり、フードデリバリーの需要があるからデリバリーバイクや自転車の用意をするのでしょう。お店内だけでもかなりのお客様で賑わっているマクドナルド。本当に強い企業だと思います。
最近さらに新店舗として、デリバリー店、バーチャル店舗としてオープンしているお店が増えています。
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