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飲食二刀流のすすめ
いつの時代も、飲食で働くのは大変です。
どんな商売でも大変なのは、わかっています。
それにしても、労働対価が苦労のわりに賃金が低すぎます。
2021年、料理長、店長の給料。
求人誌を見ると、店のトップである料理長と店長。
この2人の給料が月35万円位。
という事は、部下はもっと安い賃金です。
店のトップの年間収入は、35万✖12か月=420万
ボーナスが2か月あったとして、35万✖14か月=490万
ここから、保険、税金、住民税などを引くと手取りが380万位でしょうか?
380万円を12か月で割ると月に使えるお金は、31万円ほどです。
ひとり身ならば、節約すれば10万位月に貯金ができます。
東京の場合家賃次第ですが。一等地にお店がある場合、そこまで通うには自転車か徒歩、またはバイク通勤です。
電車通勤は、ほぼ不可能です。
今では時代が違いますから、8時間労働で残業なしのお店が多いかもしれませんが、名のある繁盛店であれば、そうも言えません。
今でも、フレンチの老舗など朝の8時から夜の23時過ぎまで働くようなお店があります。
ランチの仕込みから、夜の仕込みまで。繁盛店になるとこのくらいの時間は働かないといけません。
新入社員は、朝早く、夜遅くまで動き、腕に職をつける世界です。
美容室なども、閉店後に練習している若いstaffの姿をよく通りから見かけます。
「働く」と言うより、給料をもらいながら「学ぶ」教えてもらうと言った働き方になります。
その上では、先輩に気に入られるように気を使わなくてはいけません。
これが、サービス人の始まりです。
まずは、身近な人。
直属の先輩にかわいがってもらえるような下っ端にならなくてはいけません。
そして、店の人気者になる。同期、先輩、お客様からと。
これが将来的に繁盛店を作れる下っ端です。
そうです。新入り、下っ端時点から、繁盛店への勝負は始まっています。
人付き合いが苦手だったり、仲良くできなかったり不平不満がすぐ募り、態度に出てしまう人は、接客業は向いていないかもしれません。
自分本位でなく、他人の事を研究したり、考えたり喜んでもらう事が生きがいみたいな人でなくてはいけません。
かと言って、飲食業が不向きとは思えません。
対人が苦手なだけで、それ以外の事は他のだれにも負けないものを持っていれば、飲食業界で必ず活躍ができます。
そんな方には、デリバリーはお勧めです。
ゴーストレストラン、バーチャルレストランなどと最近は言われますが
孤独ですが、対人関係に心悩ますことは少ないです。
しかも、やり方次第では儲かります。
お店の雇われシェフより、高収入が実現できます。
下積みをして、やっとお店のシェフになったとしても35万円。
英語ができたとして、やっと50万円。
ひとりで生きていくなら、このくらいあれば十分かも知れません。
家族が出来たら、とても東京都心では暮らしていくのが困難です。
飲食店で商売したり、働いていくには2通りあります。
1,デリバリーサービス。
2,対面型接客業飲食店。
どちらも、やり方で儲かりますがどっちか一つに絞らなくてはいけないという事はありません。
時代によって、どちらかが優秀な収益店になります。
両方できると、これからの時代は良いですね。
どちらかがかけているオーナーは、是非チャレンジしてください。